履歴書(JIS規格)のテンプレート

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標準的な履歴書フォーマットです。個人情報、学歴・職歴、資格・免許を体系的に整理できます。多くの企業で採用されている一般的な形式で、幅広い業界・職種に対応できる汎用性が特徴です。

履歴書(JIS規格)のテンプレートの使い方

履歴書作成の7ステップ
  • 基本情報と連絡先を入力
  • 学歴・職歴を入力
  • 資格・免許を入力
  • 自己PRと志望動機をAI生成して調整
  • 通勤時間を調べて記入
  • 本人希望欄は希望があれば追記
  • 証明写真を添付

①基本情報と連絡先を入力

まずは氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどを正確に記入します。連絡先は特に重要なため、必ず誤字がないか確認しましょう。メールアドレスはプライベート用のものは避け、ビジネス用のシンプルなアドレスを用意するのがおすすめです。

②学歴・職歴を入力

学歴は高校からの経歴を書き、職歴には在籍期間・会社名・担当業務を時系列でまとめます。職歴は正社員の経歴のみを書くのが基本ですが、職歴が少ない場合や応募先と関連がある場合はアルバイトの経験も書くことができます。特に経歴がない場合は「なし」とだけ書き、空欄で出さないよう注意しましょう。

③資格・免許を入力

資格・免許の欄には、取得済みのものだけを正式名称で記入します。誰でも知っているような資格・免許でも、略称で書くのはNGです。思い違いをしている可能性もあるため、正式名称を調べてから記入しましょう。

④自己PRと志望動機をAI生成して調整

自己PRと志望動機は、志望業界と自身に関するキーワードを選ぶだけでAIが自動生成してくれます。よく使われるキーワードがいくつか用意されている他、自分で入力して追加することもできます。生成した文章はそのまま使うのではなく、自分なりにアレンジしてみると効果的です。

⑤通勤時間を調べて記入

通勤時間は、自宅から勤務先までの片道時間を記入する欄です。経路案内アプリを利用することで、大まかな目安を確認できます。徒歩や待ち時間も通勤時間に含まれるので、「何分で駅に着き、乗り換えで何分かかるか」といった細かい所要時間も考慮して算出しましょう。

⑥本人希望欄は希望があれば追記

本人希望欄は、特に書くことがなければテンプレートの文章をそのまま使っても構いません。勤務地や勤務形態に希望がある場合は、押し付けすぎないよう配慮しながら記入しましょう。。アルバイトやパートでは勤務可能な曜日・時間帯を中心に、転職者はキャリアや条件面の希望を簡潔にまとめるとわかりやすくなります。

⑦証明写真を添付

証明写真は、スマホで撮影した写真でも問題なく使用できます。添付の際に、拡大や位置・明るさ・背景の調整を行えるので、証明写真として撮ったものを遜色ない見栄えにできるでしょう。

JIS規格の履歴書の作成についてのQ&A

Q. 作った履歴書はそのまま提出に使える?

A. PDFで保存したり、印刷した履歴書は企業への応募にそのまま使うことができます。ただし、提出する前に誤字・脱字や漏れ抜けがないか必ずチェックしましょう。

Q. 職歴にアルバイト歴も書くべき?

A. 正社員の応募の場合、アルバイト歴は書かないことが一般的です。一方、アルバイト・パートの応募であれば、アルバイト歴を記入しても問題ありません。

Q. 資格や免許が多いけど、全部書いた方がいい?

A. 資格・免許を全て記載する必要はなく、アピールになるものだけを選んで記載することができます。また、応募企業へのアピールとして有効なものは優先して上の方に書くと効果的です。

Q. 手書きよりもデジタルで作成した方がいい?

A. 手書きの履歴書は、丁寧な印象を与えられるメリットがあります。しかし、デジタル作成と比べると手間がかかりやすいので、基本的にはデジタル作成をおすすめします。

Q. 印鑑は必要ない?

A. 履歴書に押印欄がなく、企業からも指示されていなければ必要ありません。

JIS規格の履歴書テンプレートの印刷方法

履歴書の印刷方法

作成した履歴書は、完成後の画面で「コンビニで印刷」を選ぶことで印刷することができます。

簡単な設定を済ませればネットプリント用の番号が発行されるので、対応するコンビニで番号を入力して印刷しましょう。

また、自宅のプリンターなどで印刷したい場合は、PDF形式で保存してから印刷することも可能です。この場合、用紙サイズや片面印刷の設定を確認してから印刷する必要があります。

履歴書は基本的に2ページなので、両面印刷して1枚の用紙で済ませようとしてしまいがちです。しかし、応募書類は片面印刷が原則なため、注意しましょう。

JIS規格の履歴書テンプレートの書き方例

JIS規格の履歴書の記入例です。職歴の後半部分は空欄になることも多いですが、無理に経歴を増やして見せる必要はありません。履歴書では情報の正確さが重要となるので、基本情報が間違っていなければOKです。

見落としがちなのは、作成日と写真です。作成日にはなるべく提出当日の日付を書き、写真は見栄えのいいものを添付しましょう。ただし、実物の証明写真を後で貼り付ける場合は、履歴書データの段階で写真は不要です。

パソコン作成の場合、文字が読みにくいということは基本的に起こりません。しかし、スペースを空けるべき場所が詰まっていたり、西暦・和暦の表記がバラバラだったりすると誤解を与える原因にもなるため、表記上の読みやすさも意識して作成しましょう。

履歴書における自己PRのコツ

履歴書の自己PRのコツ

JIS規格の履歴書は志望動機と自己PRが同じ欄になっています。そのため、志望動機にも繋げられるような強みをアピールすることが大切です。

自己PRでは、まず自分の強みを1つ定め、その裏付けとなる事実を肉付けしていきましょう。強みが発揮された経験を、数字や期間・役割などの具体性を持たせて説明することで、説得力が高くなります。

最後は「強みを今後どう活かすか」という意気込みで締めくくり、活躍のビジョンを伝えましょう。ここでは過度に大きな目標を述べる必要はなく、自分にできる範囲での活躍イメージを伝えれば問題ありません。

らくぱか先生

らくぱか先生

らくぱか先生からのアドバイス!

JIS規格の履歴書は長らく主流だったため利用する方も多いです!
就活・転職用ともに無難な形式なので、書き方に慣れておいて損はありません。
無理に良く見せようとはせず、情報の正確さを優先して書くようにしましょう!