職務経歴書のテンプレート

職務経歴書テンプレート画像(1枚目)職務経歴書テンプレート画像(2枚目)

一般的な職務経歴書の標準フォーマットです。職歴の整理から自己PRまで、転職活動に必要な要素を体系的にまとめることができます。どの業界・職種にも対応できる汎用性の高い構成が特徴です。

職務経歴書のテンプレートの使い方

職務経歴書作成の5ステップ
  • 基本情報を入力
  • スキル・資格を入力
  • 職歴を入力
  • 職務要約をAI生成
  • 自己PRをAI生成

①基本情報を入力

最初は氏名と連絡先を入力します。連絡先のメールアドレスは、ビジネス用のシンプルなアドレスを記入しましょう。また、基本情報に誤字・脱字があると返信が届かなくなるおそれもあるため、入力後の再確認は必須です。

②スキル・資格を入力

これまでに取得した資格や実務で活かせるスキルを入力します。応募職種に関連する資格やスキルは優先的に記載するのが基本です。「経験年数」には、資格なら取得からの経過年数を、スキルなら実務で扱っていた期間の合計を入力しましょう。

③職歴を入力

現在までに在籍していた企業について、期間や雇用形態・担当業務などを記入します。誤った年月や空白期間の記載漏れは不信感を与えるため、正確さが最も重要です。業務内容は「担当業務 → 成果」の順で簡潔にまとめると、読み手に伝わりやすくなります。

④職務要約をAI生成

職務要約は、職歴に入力した内容をもとにAIで自動生成することができます。生成した文章に手を加えることもできるので、「細かい経歴が違う」「違うアピールをしたい」という場合には修正を行いましょう。

⑤自己PRをAI生成

自己PRは、自分でテーマとなるキーワードを入力してAI生成できます。既に用意されているキーワード以外にも手動で追加することができるので、自分に合った文章が作りやすいのが特徴です。こちらも職務要約と同様に、作成した文章に手を加えることで完成度を高められます。

職務経歴書の作成についてのQ&A

Q. 職務経歴書は必ず提出しないといけない?

A. 職務経歴書は、転職活動ではほぼ必須の書類です。提出書類として指定されていなくても、提出しておけばプラスでアピールになる可能性もあります。どの企業に応募する場合でも、用意しておいて損はないでしょう。

Q. 履歴書と同じような内容でもいい?

A. 基本情報は統一した上で、職歴や自己PRに実務的な記述を増やすようにしましょう。基本情報を伝えるための履歴書に対し、職務経歴書では仕事への取り組み方や成果を具体的に伝える必要があります。

Q. 職歴が多すぎて書ききれない時はどうする?

A. 原則として、職務経歴書には全ての職歴を記載する必要があります。古い職歴や、志望企業との関連性が薄い職歴を簡素に書くなどの工夫で、スペースを確保してみましょう。また、契約社員や派遣社員、アルバイト歴は省略しても問題ありません。

Q. 職歴はどんな順番で書けばいい?

A. 職歴の書き方は、上から古い順に書く「編年体」、新しい順に書く「逆編年体」と、職種別にまとめて書く「キャリア式」に分かれます。転職の場合は逆編年体がおすすめです。

Q. 職務要約と自己PRの内容は似てもいい?

A. 職務要約は「これまでの経験の概要」であり、意気込みや性格などをアピールする項目ではありません。職務要約では客観的な事実として成果をアピールし、自己PRでは内面的な強みをアピールすることが基本です。

職務経歴書テンプレートの印刷方法

職務経歴書の印刷方法

らくらく履歴書で作成した職務経歴書は、そのままコンビニ印刷することができます。

完成画面で「コンビニ印刷」を選択し、用紙サイズなどの設定を済ませたら、ネットプリント用の番号が表示されます。こちらを対応するコンビニのコピー機に入力することで、すぐに紙の職務経歴書が印刷できます。

また、PDF形式で保存してから、自宅などのプリンターで印刷することも可能です。この場合、必ず片面印刷に設定しておきましょう。両面印刷は、基本的に応募書類には使用しません。

印刷した後も、にじみやかすれがないか確認し、見栄えが悪ければもう一度印刷することも検討しましょう。

職務経歴書テンプレートの書き方例

らくらく履歴書で作成した職務経歴書の例です。3ページ以上は冗長に感じることもあるため、最大でも2ページ以内にまとめましょう。

らくらく履歴書では、必要な情報を入力していくだけで、このように整ったフォーマットで出力することができます。

採用担当者の目で確認する以上、書類の読みやすさも少なからず評価基準に含まれます。作り方がわからなくても読みやすい職務経歴書を作成できるので、内容をアピールしやすいでしょう。

職務経歴書における自己PRのコツ

職務経歴書の自己PRのコツ

職務経歴書の自己PRでは、基礎的なビジネススキルと成果につながる行動力をバランスよくアピールすることが重要です。まずは、コミュニケーション能力・課題発見力・実行力など、どの業界でも評価される“汎用的スキル”を、具体的な業務経験やエピソードを交えて示しましょう。

また、業務の中で直面した課題に対してどのように取り組み、どのような成果を生み出したかを整理して記載すると、再現性のある実績として説得力が増します。例えば、業務効率化の工夫、売上・品質・顧客満足度の向上、プロセス改善などは、数字や成果指標と結びつけることで評価されやすくなります。

最後に、自身の経験が応募企業のどの場面で活きるのかを一言添えると、組織の中で活躍するイメージを採用担当者に持たせやすくなり、より印象的な自己PRになります。

採用担当者の目に留まるポイント

採用担当者は、職務経歴書から「再現性のある成果」と「役割への適性」を総合的に判断しています。自己PRや職務経歴では、過去の経験が応募先の業務にどのように結びつくのかを明確に示すことが重要です。特に、課題に対してどのように行動し、どんな成果を実現したのかを具体的に記載すると、採用担当者がイメージしやすくなります。

また、数字を用いた実績や改善効果、プロセスに対する工夫などがあると、客観的な評価材料として強く印象に残ります。成果だけでなく、仕事の進め方・コミュニケーション方法・チームで果たした役割なども記述することで、実務の再現性と汎用性が伝わりやすくなります。新しい知識の習得や業務効率化への取り組みなど、継続的な成長意欲も評価対象です。

らくぱか先生

らくぱか先生

らくぱか先生からのアドバイス!

職務経歴書はただ経歴をまとめるだけでなく、自分自身のアピールも行える書類です!
自己PRには力を入れ、履歴書とは違った方向性から強みを示しましょう!
職歴を一度書いてしまえば使い回しがしやすいので、何枚も作るのは難しくありません。