履歴書は西暦・和暦どちらで書く?【早見表あり】|基本の書き方を解説!
このページでは履歴書の「年」の書き方について解説しています。
西暦・和暦それぞれを使って表記する際には、覚えておきたいルール・マナーがいくつかあります。
ポイントを押さえて記入し、好印象を与えられるように丁寧に履歴書を作成していきましょう。
西暦・和暦を書くときの基本ルールをおさえよう!

年を書くときは西暦・和暦のどちらでもOK!
履歴書には入学した年や資格を取得した年など、「年」を書く欄が多々あります。記入する際に悩むのが、平成・令和といった「和暦(元号)」か、20XX年といった「西暦」のどちらを使うべきかということです。
結論としては、西暦と和暦(元号)のどちらを使用しても問題ありません。
ただし、企業側から応募書類の表記方法に指定があればそれに従います。指定されているにも関わらず異なる表記をしていると、「注意力がない」「書類をきちんと確認しない」といったマイナスイメージを生みかねません。
指定があるかどうかは事前にきちんと確認しておくようにしましょう。また、履歴書内で既に西暦や和暦(元号)が印字されていた場合は、それらに合わせるようにすると良いでしょう。
特に指定も無く、履歴書にも印字されていないのであれば、西暦・和暦のどちらを使ってもOKです!ポイントを押さえながら記入していきましょう。
表記は統一しよう
用いる表記は西暦と和暦のどちらでも構いませんが、西暦で記入すると決めた場合は、書類内の表記は全て西暦で書くよう統一します。書類内で西暦と和暦が混ざっていると、読みづらくなります。
例えば、「令和元年」「2020年」と並んでいるよりも、「2019年」「2020年」もしくは、「令和元年」「令和2年」と並んでいる方が一目で時系列がわかりやすいです。
履歴書内には作成した年月日や生年月日、学歴欄、資格や免許取得の欄などで、西暦や和暦を書く機会があるので、混在しないよう注意が必要です。
西暦・和暦が混ざってると確認不足の印象や、マナー面でのマイナスイメージを与えかねないので、提出前に再チェックしましょう。
省略して書かない
履歴書は企業に提出する公的な書類です。略した記載は望ましくないので、省略せず正式名称を用いるようにしましょう。
省略される例としては、「2020/4/1」「2020.4.1」のように「スラッシュ」や「ドット」の使用が挙げられます。西暦で書く際は「2020年4月1日」と書くようにします。
他にも和暦(元号)では、平成を「H」、令和を「R」と、アルファベットを用いて省略する表記がありますが、しっかりと漢字を使って記入しましょう。
また同じ年が続いたり、令和や平成などの漢字が続くと「〃」と、記号を入れて省略したくなりますが、略さず記載するのがマナーです。
気になる西暦・和暦の書き方
算用数字を使おう
縦書きの時は「漢数字」、横書きの時は「算用数字」を用いるのが、数字を書く時の基本的なルールです。履歴書は横書きで記入していく書類なので、算用数字を使うようにしましょう。
例えば二〇二二年ではなく「2022年」、令和四年ではなく「令和4年」と表記するのが正しいとされています。
和暦の1年目は「元年」?「1年」?
和暦(元号)を用いる際に「元年」なのか「1年」なのか悩んでしまいますよね。一般的には「元年」を用いられることが多いため、和暦で履歴書に記載したい場合は「元年」を使うのが望ましいです。
また、元年とは0年という意味ではなく、1年なので、令和元年の次の年は令和2年になります。記入する際、気を付けましょう。
年号が分からない時は?
西暦・和暦の早見表を使う
出典:ルートテック
西暦と和暦をセットにした早見表があると、履歴書を書く際に役立ちます。入学・卒業以外にも資格取得や免許取得、留学などで年を書く機会の多い人は用意しておくと良いでしょう。
また、元号が切り替わった西暦は忘れてしまいがちなので、一覧表があると便利です。他にも生まれ年から入学・卒業年度が分かるような早見表もあるので、自分の使いやすい早見表を活用してみてください。
入学・卒業年月の自動計算ツールを活用する
早見表から自分の生まれ年を探すのが面倒な方には、生年月日を入れると入学・卒業年月日を自動で計算してくれるツールもおすすめです。
自分で計算すると間違ってしまう可能性がありますが、自動計算ツールでは正確に算出してくれます。
インターネットで「学歴計算ツール」などで検索すると、たくさん出てくるので活用してみてください。

- 履歴書の年の書き方は西暦・和暦のどちらでもOK!
- 表記は西暦か和暦のどちらかで統一し、漢字や数字は略さないよう注意しよう!
- 数字は算用数字(2022年)を使うのが一般的。和暦の1年目は「元年」を使って表記しよう!