履歴書のTOEICはどう書く?正しい書き方と評価される点数の目安を解説
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「履歴書に一年未満の職歴は書かない方がいいの?」と悩む人は少なくありません。
特に、短期間で退職した正社員や、バイト・パート・派遣の職歴については「省略しても問題ないのか」「後からバレることはあるのか」と不安に感じることも多いでしょう。
結論から言えば、一年未満の職歴でも、必ずしも全てを履歴書に書かなければならないわけではありません。
ただし、雇用形態や応募先の企業、職歴を省略したことで空白期間が生じるかどうかによっては、判断を誤るとマイナス評価や経歴詐称を疑われるリスクもあります。
そこでこの記事では、一年未満の職歴がある場合に、履歴書へどこまで記載すべきかという点に焦点を当て、よくある疑問を整理しながら解説していきます。
バイト・パート・派遣・正社員それぞれの扱い方に加えて、職歴を書かない場合にバレる可能性がある場面や、採用担当者に納得してもらいやすい考え方についても紹介します。

正社員としての職歴は、在籍期間が一年未満であっても履歴書に記載するのが基本です。
採用担当者は、正社員としてどのような環境で働き、どのような理由で退職したのかを重視しています。そのため、短期離職であっても正社員歴を省略すると、不自然な空白期間が生じたり、意図的に隠している印象を与えたりする可能性があります。
一方で、バイトやパート、短期の契約社員、派遣などについては、職務内容や応募先との関連性によっては省略する選択肢もあります。
ただし、たとえ省略を選ぶ場合であっても、複数の短期就業をひとまとめにして記載したり、職務経歴書で補足したりするなど、経歴の流れが自然に見えるように工夫する必要があります。
一年未満の職歴を履歴書に書かず省略した場合、状況によっては経歴詐称と受け取られるリスクがあります。特に、正社員歴を意図的に省略し、その期間を無職として見せている場合は注意が必要です。
面接で職歴を詳しく聞かれた際に説明が食い違ったり、雇用保険の加入履歴や前職調査によって判明したりすると、信頼を大きく損なう結果になりかねません。
実際の採用現場では、「短期間で辞めたこと」よりも、「事実を正しく伝えていないこと」のほうが問題視されます。
省略するかどうかは、バレるかではなく、説明が一貫しているかという視点で判断することが大切です。
直近の職歴が一年未満の場合は、雇用形態にかかわらず履歴書に記載するのが原則です。
直近の経歴は採用担当者が必ず確認するポイントであり、ここを省略すると「今まで何をしていたのか」という疑問を強く持たれてしまいます。
特に、現職の経歴を省くと、意図的な経歴詐称と受け取られる可能性が高くなるため注意しましょう。
たとえ短期間であっても、職歴として記載した上で、退職理由や背景を面接で補足するほうが評価は安定します。直近の経歴については、書かない選択肢はないと捉えておきましょう。

正社員として一年未満で退職した場合でも、履歴書には入社年月と退職年月を省略せずに記載するのが基本です。期間が短いこと自体よりも、事実を正確に記載しているかどうかが重視されます。
年月をぼかしたり、省略したりすると、採用担当者に不信感を与える原因になるため注意が必要です。短期離職の場合は、職歴欄では事実のみを簡潔に書き、退職理由の詳細は面接で補足するほうが印象は安定するでしょう。
なお、業務内容を補足したい場合は、職務経歴書にまとめるのがおすすめです。
履歴書では「短く・正確に」を意識すると、マイナスイメージを持たれにくくなります。
派遣社員として一年未満で退職した場合は、派遣元企業と派遣先をセットで記載するのが基本です。
本来は派遣先ごとに開始・終了で2行使うケースが多いですが、短期間であれば1行にまとめても問題ありません。
ただし、派遣歴そのものを省略するのはおすすめできません。派遣就業の事実が分からないと、職歴の流れが不自然に見えてしまいます。
業務内容は簡潔に補足するか、職務経歴書で詳しく説明するとよいでしょう。
派遣という雇用形態を明確にしておくことで、正社員として短期間で退職したと誤解をされることを防げます。
パートやアルバイトの場合は、雇用形態が分かる形で記載しましょう。
一年未満で退職していても、直近の職歴や応募職種と関連性が高い場合は、履歴書に書いたほうが評価につながりやすくなります。
逆に、学生時代の短期バイトや応募先と無関係な職歴については、省略を検討してもよいかもしれません。
また、会社名や店名の後に「アルバイト」「パート」と明記することで、正社員歴と混同される心配がなくなります。
勤務期間が短い場合でも、業務内容を簡潔に書くことで、実務経験として評価してもらいやすくなるでしょう。

一年未満で退職した理由は、事実を曲げずに伝えつつ、受け取られ方を意識した表現に整えることが大切です。
例えば、「仕事内容が合わなかった」「作業がきつかった」などの感情的な言い方はネガティブな印象を与えてしまいます。その場合は、「業務内容と自身の志向にズレがあった」「長期的に成長できる環境を目指した」といった形に言い換えると、冷静に判断した印象を与えられます。
たとえ前向きとは言えない理由であっても、次の職場で何を重視したいのかまで伝えられると、短期離職そのものが大きなマイナスになりにくくなるでしょう。
在籍期間が短くても、その中で得た経験や学びを具体的に伝えられれば評価につながることもあります。
ポイントは「短い期間だったが学んだことはあった」などと抽象的に終わらせずに、実際に取り組んだ業務や身についたスキルを挙げることがポイントです。
例えば、業務の進め方や報連相の工夫、顧客対応で意識した点など、日常業務レベルの内容でも問題ありません。
短期間であっても前向きに仕事へ向き合っていた姿勢が伝われば、採用担当者への印象も変わってくるでしょう。
一年未満の職歴を好印象につなげるには、そこで得た経験を応募先でどう活かせるかを明確に伝えることが重要です。
全ての業務を説明する必要はなく、応募職種と関連性の高いスキルや経験に絞って伝えるほうが効果的です。
事務職であればPCスキルや業務効率化の工夫、接客業であればコミュニケーション力やクレーム対応など、共通点を意識して整理すると説得力が増します。
職歴の長さよりも、再現性のあるスキルが伝わるかどうかが評価のポイントになります。
短期離職があっても、前々職・前職・応募職種がひとつの流れとして説明できれば、評価は大きく変わります。
過去の選択を全て正当化する必要はありませんが、「前々職で得た経験」「前職で感じた課題」「だからこそ次に挑戦したい仕事」という形で説明できることが理想です。
一年未満の職歴を単独で切り離すのではなく、これまでの延長線上に位置づけることで、行き当たりばったりの転職という印象を避けられます。
応募職種が、これまでの経験を踏まえた必然的な選択だと伝われば、将来を見据えて行動している応募者として評価されやすくなるでしょう。
採用担当者が一年未満の職歴を見る際、まず気にするのは「同じことを繰り返さないか」という点です。
短期間で退職している事実があると、「入社後も早期離職する可能性があるのでは」と考え、慎重に判断されることになるでしょう。
ただし、職歴が短いという理由だけで不採用になるケースはそう多くありません。退職理由やその後の行動に納得感があれば、懸念は軽減されるでしょう。
短期離職を自分なりにどう受け止め、今後にどう活かそうとしているかが評価の分かれ目です。
一年未満で退職した理由が、長時間労働や契約内容との相違、家庭の事情などやむを得ないものであれば、大きなマイナス評価になることは少ないでしょう。むしろ、無理を続けず環境を見直した判断を評価する担当者もいます。
一方で、自身の適性不足や準備不足が原因だった場合でも、当時の状況を踏まえて今はどう考えているかを説明できれば、致命的な評価にはなりません。
退職理由そのものより、自身も早期離職を防ごうとする姿勢を持っているかを採用担当者は重視しています。
一年未満の職歴であっても、その期間に得た経験や学びを具体的に説明できれば、評価につながることがあります。
面接で指摘された場合は、「短い期間でしたが」と前置きしつつ、身についたスキルや考え方、次の職場で活かしたい点を伝えるのが効果的です。
単に「合わなかった」と終わらせるのではなく、自分なりに成長した点を示すことで、前向きに仕事へ向き合う姿勢を伝えられます。短期離職を弱点ではなく、貴重な経験のひとつとして説明することがポイントです。

数週間から1か月程度の職歴については、雇用形態や位置づけによって判断が分かれます。
正社員として在籍していた場合や、直近の職歴にあたる場合は、期間が短くても履歴書に記載するのが基本です。
一方で、応募職種と関係のない短期アルバイトなどで、省略しても空白期間が不自然にならない場合に限り、記載しない選択が現実的なケースもあります。
重要なポイントは、期間の長さだけで判断しないことです。履歴書全体の流れが自然に見え、面接で聞かれた際にも一貫した説明ができるかどうかを基準に考えると判断しやすくなります。
短期離職が続いている場合、採用担当者が慎重になるのは事実です。ただし、それだけで不採用になるとは限りません。
短期離職が重なった背景を整理し、同じ状況を繰り返さないと伝えられるかどうかを採用担当者は見ています。
環境のミスマッチや業務内容の相違など、理由に一貫性があれば理解されるケースも多くあるでしょう。職歴の長さよりも、反省点と今後の方向性が明確かどうかが評価されます。
企業が直近より前の経歴まで細かく調べるケースは多くありませんが、全くないとは言い切れません。
特に、正社員歴を省略している場合や、経歴に不自然な空白がある場合は、面接で詳しく聞かれるケースも多いようです。
また、信用が重要な企業や重要な役職の場合は、前職調査やリファレンスチェックを行うこともあります。その場合は、確実に過去の職歴が判明することになるでしょう。
経歴の調査の有無にかかわらず、履歴書に書いていない職歴については「質問されても一貫した説明ができる」という状態にしておくと安心です。
履歴書に一年未満の職歴があると、「書かないほうがいいのでは」と悩む人も少なくありません。しかし、大切なのは在籍期間の長さではなく、職歴全体の流れと説明に一貫性があるかどうかです。
正社員としての職歴や直近の経歴については、在籍期間が短くても省略せずに記載し、事実を正確に伝える姿勢が信頼につながります。
一方で、短期のアルバイトや応募職種と関係のない職歴については、省略を検討できるケースもあります。ただし、記載しない場合でも、面接で聞かれた際にきちんと説明できる準備は欠かせません。
一年未満で退職した理由がやむを得ない事情であったり、短期間でも学びや成長があったりすれば、選考で不利になるとは限りません。
履歴書は、事実を隠して自分をよく見せるための書類ではなく、これまでの経験を次にどう活かしたいかを伝えるためのものです。一年未満の職歴も前向きに整理し、自信を持って選考に臨みましょう。

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書・職務経歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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