会員登録

\就職活動のおトクな情報をお届け/

カテゴリ一覧

タグ一覧

おすすめ記事一覧

  • TOP
  • >
  • 記事一覧
  • >
  • 派遣社員の履歴書の正しい書き方とは?【見本あり】|パターン別に徹底解説!

派遣社員の履歴書の正しい書き方とは?【見本あり】|パターン別に徹底解説!

このページでは派遣社員の履歴書の書き方について解説しています。

職歴欄には何を書くべきか、どのように書くべきかをパターン別に解説している他、気になるQ&Aなど、派遣社員ならではの履歴書作成のポイントを紹介しています。

正社員の履歴書の書き方とは異なる点も多いので、しっかり押さえていきましょう。

派遣社員の経験を履歴書にはどう書く?

派遣元と派遣先企業、派遣期間、業務内容を記載

派遣経験の正しい書き方

履歴書の職歴欄に派遣社員としての職歴を記す際には、登録した派遣会社である「派遣元」と実際に働いた「派遣先」の両方の企業名とともに「派遣期間」を記載しましょう。

一つの会社に雇用されている正社員とは異なり、派遣社員は複数の企業名を明記する必要があるため、どの派遣元からどの企業へと派遣されていたのかを分かりやすく記載する必要があります。

「どのような仕事をしていたか」といった「業務内容」も「派遣先」と一緒に記載しましょう。

業務内容は細かく書かず、1行程度で収まるように簡潔に記載するのが好ましいです。

総合すると、派遣社員としての職歴は「派遣元」と「派遣先」の会社名、「派遣期間」、「業務内容」の4点を記入する必要があります。

また派遣期間の年表記は、履歴書内の他の記入箇所と「西暦」もしくは「和暦」のどちらかに統一しましょう。

「入社」「退職」ではなく、「就業」「派遣期間満了」と記載

派遣社員は派遣先企業に直接入社するわけではなく、あくまで派遣会社から派遣されるかたちで雇用されます。

そのため、正社員のように「入社」や「退社」という表記は使用しません。

派遣元企業への登録時は「登録」、派遣先企業での勤務開始時は「就業」と記載します。

勤務終了時は「派遣期間満了」もしくは「派遣期間満了につき退職」などという表記を使用します。

ただし、派遣元は同じまますぐに次の企業に派遣された場合には「派遣期間満了」と記載せず、続けて次の派遣先での職歴を記載しましょう。

また派遣期間満了の前に自身の都合により派遣先から退職した場合には、「一身上の都合により退職」と記載しましょう。

【パターン別】派遣期間の職歴の書き方

派遣元と派遣先企業がともに1社の場合

派遣元と派遣先企業が1社の場合の職歴の書き方

履歴書には職歴のパターンごとに好ましい派遣期間の書き方が存在します。

派遣元と派遣先企業がともに1社の場合は、記載する情報ごとに行を分けて記載しましょう。

この場合、「派遣元」「派遣先」「業務内容」「派遣期間満了」の順に一行ずつ書きます。

派遣先の行のスペースが余るときは働いた「部署」を記載しても良いでしょう。

派遣元企業が1社、派遣先企業が複数の場合

派遣元企業が1社、派遣先企業が複数の場合の職歴の書き方

派遣元企業が1社、派遣先企業が複数の場合は最初に「派遣元」の企業名を記載します。

その次の行から、それぞれの「派遣先」の企業ごとに一行ずつ情報を記載していきます。

このとき、派遣先の企業名とともに「業務内容」も簡潔に記載しましょう。

履歴書では「企業でどのような仕事をしたか」が大切なので忘れないようにしましょう。

また各行の最後に括弧書きで派遣先の任期満了時期を記載しておくと、読み手に派遣期間を分かりやすく伝えることができます。

そして最後に「派遣期間満了」と次の行に記載しましょう。

この場合の派遣期間満了の時期は派遣元の企業を利用しなくなった時期のことです。

派遣元と派遣先企業がともに複数の場合

派遣元と派遣先企業がともに複数の場合の職歴の書き方

派遣元と派遣先企業がともに複数の場合には、派遣元ごとに情報をまとめると読みやすくなります。

前述した「派遣元企業が1社、派遣先企業が複数の場合」の書き方をそれぞれの派遣元ごとに繰り返していくかたちで記載していきましょう。

この場合では特に「派遣元」と「派遣期間満了」の間に記載する「派遣先」の情報を1マス下げて書くと、派遣元ごとの区切りが一目見て分かりやすくなるでしょう。

いずれの場合でも読み手から見て読みやすい履歴書になるかということを意識して書くことが大切です。

派遣社員が履歴書を書くときのポイント

経験・スキルを伝わるように書く

職歴には経験・スキルが伝わるポイントを簡潔に入れる

それぞれの派遣先企業での実績や得たスキルを積極的に記載し、アピールしましょう。

これは数年で異なる仕事に就くことが一般的な派遣社員は、同じ仕事を長期間続けてきた正社員経験者よりもどのようなスキルを習熟しているのかが分かりにくいためです。

情報量が多過ぎると読みにくくなってしまうので、多数の派遣先での職歴があるほど、簡潔に記載することを意識しましょう。

特にアピールしたい経験だけを他より詳細に書くこともおすすめです。

履歴書を送る企業に合った実績スキルを持っている場合には、そのことに関して優先的に記載すると良いでしょう。

正社員の経験がある場合は優先してアピール

正社員の経験がある場合は優先してアピールする

正社員の経験がある場合には、正社員で得たことを優先的にアピールしましょう。

基本的に短期間で別の仕事に就く派遣社員の職歴よりも、長期間同じ仕事の経験を積む正社員としての職歴の方が採用担当者から重視されやすいからです。

どの部署や課でどのような役割で働いたか、どのような実績を立てたかまでしっかりと記載し、アピールしましょう。

こんな時はどうする?派遣にまつわるQ&A

短期の派遣やアルバイトも書いたほうがいい?

履歴書では単発など極端に短期間の派遣やアルバイトの職歴でも必ず記載しなければいけないということはありません。

そのため、基本的には記載する必要はありません。

短期の派遣の職歴で履歴書を送る企業に合ったスキルを身につけたというようなアピールに活用できる場合に限り、記載することをおすすめします。

就業中の場合、履歴書にどのように書けばいい?

就業中の場合の職歴の書き方
行が不足した場合は「現在に至る」「以上」を同じ行に詰めて書く

現在も就業中である場合には、職歴欄に書いた就業企業情報のすぐ下の行に「現在に至る」と記載しましょう。

そして、その次の行に「以上」と続けましょう。「以上」のみ右詰めで記載します。

「現在に至る」が書かれていないと就業中かどうかが分かりにくくなってしまうので、就業中の場合には忘れず記載しましょう。

らくだ先生
派遣の経歴を書くときのポイント
  • 履歴書には「派遣元」と「派遣先」の両方の企業名、「派遣期間」、「業務内容」を記載しよう!
  • 派遣期間の情報は整理して簡潔に、読みやすくまとめよう!

  • 正社員の経験がある場合は優先的に経験やスキルをアピールしよう!

「魅力的な履歴書を、手軽に作成したい。」そんなあなたに届ける履歴書作成ツール カンタン操作で、履歴書を作成 今すぐはじめる
編集者

編集者

Yuka

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

監修者

監修者

gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。

>メッセージを読む