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履歴書に「中退」は書くべき?【記入例あり】|書き方とポイントを解説!

このページでは履歴書における「中退」の正しい書き方について解説しています。

中退は履歴書に必ず記入します。嘘をついたり、記載しなかった場合、経歴詐称で解雇や懲戒処分となる可能性もあるので、注意が必要です。

中退を伝えるときのポイントを押さえ、ポジティブに伝えられるよう準備をしておきましょう。 

「中退」は履歴書に書くべき?

「中退」は必ず記載しよう

原則、中退は履歴書に記載します。空白の期間ができたり経歴の辻褄が合わなくなったりすると、採用担当者の不信感につながります。

履歴書に事実と異なる記載をして入社後に嘘が発覚した場合、経歴詐称で解雇や懲戒処分の対象となる可能性もあります。

採用担当者は中退した理由と中退した後の経歴を重視します。「入社後、どのように活躍できるのか」など、これからのことを書くようにしましょう。

面接で中退のことを質問される可能性は高いですが、強みやスキルをアピールしていきましょう。

また、就職が決まってから中退する予定がある人は「中退退学予定」と記載します。

「中退理由」も記載するのがおすすめ

やむを得ない事情や前向きな理由があり退学した人は、理由を併せて記載するのが良いでしょう。

中退した事実のみを聞くと、一般的にマイナスな印象を持たれやすいですが、理由を書くことで印象が変わります。

長期的に働くことを前提としている就職活動や転職活動では、中退理由を書き、聞かれたときに受け答えできるようにしておくと安心です。

一方、中退理由を書かないほうが良い場合もあります。例えば「人間関係が上手くいかなかった」「授業についていけなかった」など、ネガティブな理由は記載しないほうが無難です。

社会人として必要な姿勢に重なるため、採用担当者に「組織でうまくやっていけるだろうか」とネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。

その場合には、中退した事実のみを記載する方が良いと言えるでしょう。

【記入例あり】履歴書に「中退理由」を書くときの書き方

経済的な理由で中退した場合

経済的な理由で中退した場合の記入例

家庭の経済的な理由で中退した場合、「家庭の経済的理由により退学」「経済的な事情があり退学」などと記載しましょう。

経済的な理由による中退は、本人の落ち度ではありません。やむを得ないことであったとわかるように書きましょう。

さらに中退して経済的に家庭を支えたなどの事情があれば、評価される可能性もあります。

病気やケガで中退した場合

病気や怪我で中退した場合の記入例

病気やケガを理由に中退した場合は、「健康上の理由により退学」「病気治療のため退学」などと記載します。

病気やケガの治療が理由で中退した場合も、やむを得ない事情だと判断されます。

具体的な病名を書く必要はありません。現在病気やケガが完治して就業に支障がないことを履歴書に書くことで、採用担当者も安心することができます。

ただし、中退の原因となった病気やケガが完治しておらず業務に支障が出る場合、その旨を記載する必要があります。「健康状態欄」などを活用し、予め記載しておきましょう。

就職で中退した場合

就職で中退した場合の記入例

就職するのを理由に中退した場合、「社会人として就業したいと考え退学」「就職し経済的に自立したいと考え退学」などと記載しましょう。

前向きな理由や意思や目的をもって退学したことも添えておくと、好印象を与えられます。

就職による中退は、前職の経験が主に選考の基準となります。中退をマイナスな印象に捉えられることは少ないでしょう。

留学で中退した場合

留学で中退した場合の記入例

留学するために中退した場合、「海外留学のため退学」「留学で語学を習得するため退学」を記載しましょう。また留学先の国名と学校名、入学・卒業年月も書きます。

留学はポジティブな理由なので、むしろポジティブに働くこともあります。「どのような目的で入学したのか」が採用担当者に伝わると、より好印象を与えられるでしょう。

中退予定の場合

中退する予定の場合は、「中退予定」と記載しましょう。中退する日付が決まっていれば記載し、未定の場合は空白で構いません。

中退する理由を面接で聞かれる可能性もあるので、答えられるように考えておく必要があります。

面接で「中退」の理由を伝えるときのポイント

「中退」のポジティブな内容を伝える

ネガティブな理由で中退をした場合でも、ポジティブな内容を伝えることが重要です。

例えば、単位を落としたのなら、その理由を説明したうえで「中退から得たもの」を述べると前向きな印象になるでしょう。

しかし、やむを得ない大学中退理由については、ポジティブな表現をする必要はありません。自分ではどうにもならない理由なら、そのまま伝えるのが無難です。

「中退後」の経験をアピールする

中退したことで気づいたことや見えてきたことをアピールしましょう。中退した経験を自分がどう捉えているかで企業側の心象は大きく変わります。

その結果、「業務に活かせる資格を取得した」「スキルを磨くことができた」など大学中退後の経験を評価される可能性があります。

また、大学中退後の経験を活かし会社で「どのように貢献していけるのか」を伝えられるようにしましょう。

取得した資格は履歴書に記載したうえで、面接でもアピールするのがおすすめです。

らくだ先生
「中退」を書くときのポイント
  • 中退は履歴書に必ず記載しよう!
  • やむを得ない事情や前向きな理由があり退学した場合は、退学理由を併せて記載するのがおすすめ!
  • 面接では、中退後の経験を積極的にアピールしよう!
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編集者

編集者

Yuka

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

監修者

監修者

gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。

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