履歴書における「短所」は直接的なアピールになりにくく、応募者としては積極的に書きたいとは思えない項目のひとつです。しかし、企業は短所を見て応募者が自己分析を行っているか、成長意欲はどの程度かを見極めようとしています。
本記事では履歴書の短所の書き方について詳しく解説します。履歴書に使える短所の例文の他、評価されやすい短所の特徴や面接で聞かれた際の答え方についても紹介しています。短所をネガティブなものと考えず、自分をアピールできる項目として活用しましょう。
履歴書に書ける短所一覧【例文15選】
例文1|心配性

短所として心配性を挙げつつ、具体的なエピソードや改善策を示すことで自己分析力と成長意欲を効果的に伝えられます。
不測の事態が発生した際に即座に周囲へ相談するように心がけている点は、業務に取り組む上での課題解決力やチームワークを大切にできることのアピールに繋がります。
ネガティブな要素を前向きな意味に転換することで、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。
例文2|緊張しやすい

「緊張しやすい」とは、物事を始める前に最悪の結果を想像してしまう人のことです。裏を返せば「様々な事態を想定している」ということになり、長所へつなげられる可能性もあるでしょう。
緊張しやすい場面を具体的に示した上で、入念な準備と冷静な対応を心がけていることを伝えれば、課題を克服する意欲をアピールできます。
例文3|マイペース

マイペースな人は、チームで作業をしても周りと足並みを揃えられずに人間関係を構築できないのではと懸念されがちです。
ここで大切なのは具体的な改善策を挙げることです。周りとのコミュニケーションを大切にしていると伝えることで改善に向けて努力ができる人という印象に繋がります。
例文4|優柔不断

優柔不断な短所は決断に時間がかかるため、企画や業務の進行に影響を与える可能性があります。優柔不断な性格を克服するためには、「期限を設けている」「決定の基準を作っている」など改善の姿勢をアピールしましょう。
また、優柔不断は「慎重に行動できる」ことの裏返しでもあります。短所をネガティブに捉えすぎず、長所として言い換えられるようにすることで採用担当者に良い印象を与えることができます。
例文5|忘れっぽい

忘れっぽいことは「覚えが悪い」「理解が遅い」といったネガティブな印象に繋がりがちです。
そのため「忘れっぽい」とそのまま表現するより、「複数の情報を覚えるのが苦手」「マルチタスクをこなすのは時間がかかる」とマイルドな表現に言い換えるのが良いでしょう。
その上でどのような改善策を講じているのか、改善に取り組んでいることを伝えると信頼に値する人物だと理解してもらえます。
例文6|人見知り

人見知りな性格は協調性がなかったり、積極性に欠けていたりと業務をこなす上では敬遠されてしまう恐れがあります。
ただし、人見知りな性格を理解しつつも、自分でできる処世術を身に付けていることはプラスに働くでしょう。また、人見知りな性格は「聞き上手」「観察力に優れている」などポジティブな一面も併せ持っています。
面接では丁寧に相手の話を聞く姿勢を見せることで、人見知りの性格を受け入れてもらいやすくなるでしょう。
例文7|せっかち

せっかちな性格は行動が早い分、ケアレスミスや確認不足が多い点が懸念されがちです。
改善に向けて取り組んでいることをアピールすることで、懸念される部分をカバーできます。また、履歴書では書けるスペースが限られていますが、面接でせっかちな性格がもたらした失敗談などを盛り込むことで説得力が増すでしょう。
例文8|完璧主義

完璧主義がもたらす細部へのこだわりが、どのような影響を及ぼすのか明確に示すことが大切です。
現状の課題を挙げた上で、具体的な対策を講じている点はプラスに働きやすいでしょう。完璧主義は成長意欲や責任感の高さの表れでもあるので、長所や自己PRで言及できると一貫性を出しやすいです。
例文9|頑固

頑固な性格による失敗経験を踏まえた上で、チーム活動における協調性や傾聴力の重要性を理解したことを示しましょう。
また、頑固な性格は、裏を返せば粘り強く物事に取り組めることの証でもあります。長所を書く欄や面接では、継続力や努力できる姿勢を前向きにアピールすると良いでしょう。
例文10|一人で抱え込みやすい

一人で抱え込んでしまう性格は「報連相ができない」「自分で何とかしようと独断で物事を進めてしまう」などの評価に繋がりがちです。
ポイントは一人で抱え込む前にどのように行動しているかです。人に頼ったり優先順位を付けたりと、事態が悪化しないように工夫していることを補足しましょう。
短所と向き合えており、安心して仕事を任せられる人物だと評価されるでしょう。
例文11|気が短い

気が短い性格は「人とすぐ衝突する」「怒りっぽい」などネガティブな印象を抱かれやすいです。そのため、対人関係やチームワークが重視される職種では不利になりやすい傾向があります。
ポイントは気が短いなりにどのような努力をしているか示すことです。相手のペースを尊重しているという姿勢は、誠実な人柄を伝えることができるでしょう。
例文12|飽きっぽい

少しでも壁にぶつかると諦めてしまうという飽きっぽさは、企業にとっては採用の可否に迷うところではあります。しかし、飽きっぽいという短所を自覚し、具体的な改善策を講じていれば良い評価を得られるでしょう。
目標を細分化して、小さな成功体験を積み重ねるのは仕事においても大切です。成長意欲のある人物として、飽きっぽい短所を補うことができます。
例文13|負けず嫌い

負けず嫌いな性格は、裏を返せば向上心や競争心の表れです。企業にとっては必ずしもネガティブに働くわけではなく、高い評価に繋がりやすいポイントでもあります。
営業や販売などの数字を追う職種においては、むしろ歓迎される要素のひとつといえるでしょう。
ただし、負けず嫌いな人は相手の話を聞かなかったり、独断で作業を進めたりといった懸念を持たれやすいです。このような懸念を払拭できるような改善策を示すことで、より良い印象を与えることができます。
例文14|おせっかい

困っている人を放っておけないのが「おせっかい」な性格の良いところでもありますが、中には余計な世話まで焼いてしまう人もいます。
後輩や新人がミスをする前に手を差し伸べるのは面倒見が良い反面、成長の機会を奪ってしまうことでもあります。
おせっかいなことが必ずしも相手のためになるわけではない点を理解しており、慎重な行動を心がけていることを記載しましょう。
例文15|ネガティブ思考

どの職種においてもネガティブ思考は歓迎されるものではありません。ただし、ネガティブ思考をリスク管理能力に繋げるなど、持ち前の性格を活かすことで前向きさが伝わるでしょう。
優先順位を付ける段取り力などを合わせてアピールすることで、強みとして評価されやすくなります。
履歴書で評価される短所の特徴

「欠点」ではなく「課題・傾向」として伝える
履歴書の短所は単なる欠点として述べるのではなく、「改善に向けて取り組んでいる課題」「自覚している傾向」として表現しましょう。ネガティブな印象を和らげるだけでなく、自己分析ができていることや成長意欲のアピールに繋がります。
また、企業側が見ているのは応募者自身の短所そのものではありません。どれだけ自分のことを理解し、課題に前向きに取り組んでいるかの姿勢です。
短所は応募者をふるいにかけているのではなく、姿勢を評価しているということを理解しておきましょう。
仕事に大きな支障が出ない短所を選ぶ
履歴書に短所を書く際は仕事に大きな支障が出ない短所を選びましょう。
例えば、「遅刻が多い」「虚言癖がある」などは業務遂行においては致命的な欠点と評価されてしまいます。まずは、遅刻や虚言癖のような評価を下げやすい内容ではなく、別の短所に目を向けてみることも大切です。
もし遅刻が多いことを欠点として挙げたいのであれば「遅刻が多い」とそのまま伝えるのではなく、「ひとつのことに集中し過ぎてしまう」など言い方を変えるようにしましょう。
短所は誰にでもあります。重要なのは、業務に影響を与えない短所であるかどうかを採用担当者に納得してもらうことです。
改善努力や工夫をセットで伝える
短所を履歴書に書く際は、改善に向けた努力や具体的な工夫をセットで示すことが大切です。自分の課題に対してどのように向き合い、どのような行動を取っているのかを明確に示しましょう。
自分の短所をそのままにせず、普段どう向き合っているのか改善努力や工夫を講じることで主体性や問題解決力をアピールできます。短所を前向きな印象に変えることができ、成長意欲の高さも効果的に伝えられます。
また、自分自身の課題解決に向けて、継続的に取り組んでいる点も高評価に繋がるでしょう。
履歴書の短所の書き方
【履歴書の短所の書き方】
- 「短所→具体例→改善」のできるだけ簡潔にまとめる
- ネガティブな表現はポジティブに言い換える
- 「短所はありません」はNG
「短所→具体例→改善」の構成で書く
履歴書で短所を書く際は、「短所→具体例→改善」の順で構成しましょう。
まずは結論として自分の短所を簡潔に示します。次に短所に紐づくエピソードや失敗例で説得力を高めます。その後、改善策や工夫していることを示すことで、自分の課題に向き合っている姿勢をアピールできます。
「短所は一人で抱え込んでしまうことです」といった一言だけで終わらせるのはNGです。短所のエピソードと改善策まで書き上げることで、応募者自身の人柄を的確に伝えられます。
ネガティブな表現はポジティブに言い換える
短所をそのままネガティブに表現すると、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。例えば、「優柔不断」は「慎重に判断できる」、「おせっかい」は「面倒見が良い」などポジティブに言い換えることも大切です。
そもそも短所と長所は表裏一体の存在であり、伝え方次第で評価は大きく変わります。そのため、短所を欠点と決めつけるのではなく、業務ではどのように活かせるかという視点を持つことで強みとして評価されるでしょう。
1〜2文で簡潔にまとめる
履歴書に短所を書く際は、1~2文程度で簡潔にまとめましょう。
短所を書くスペースは志望動機や自己PR欄ほど多くはありません。あれもこれもと短所に盛り込みすぎると文字が小さくなったり、文章が途中で終わったりと完成度が低い履歴書になってしまいます。
仮にスペースにゆとりがあっても、長々と説明が続くことで要点がぼやけてしまい「結局何が言いたいのか」が伝わりません。
短所・具体例・改善のポイントを適切にまとめ、簡潔な表現で自分の短所を伝えましょう。読みやすく整理された文章は、それだけで論理的な思考力のアピールにも繋がります。
「短所はありません」はNG
「短所はありません」と履歴書に記載するのは避けましょう。短所がないと言い切ると自信があるように見えますが、自己理解が不足しているという評価に繋がりかねません。また、謙虚さに欠けると思われる恐れもあります。
採用担当者が見ているのは短所そのものではなく、「短所にどう向き合っているか」という人間性です。まずは自分の短所を認めた上で、改善に向けて取り組む姿勢や誠実さをアピールしましょう。
履歴書に短所を書く理由と企業の評価ポイント

短所欄がある履歴書では記載するのが基本
履歴書に短所欄が設けられている場合は、空欄にせず記載するのが基本です。短所の記入は任意だと思うかもしれませんが、採用担当者は応募者の人柄や自己認識を知る重要な材料としてチェックしています。
自分の短所と向き合うのは気持ちの良いことではありませんが、短所と向き合うことで自己理解が深まり、今後の改善や成長にも繋がります。また、ささいな努力であっても改善に向かう姿勢は誠実な人として、採用担当者に前向きな印象を与えることができるでしょう。
空欄はマイナス評価につながる可能性がある
履歴書に短所を書く欄がある場合、空欄にするのは避けましょう。空欄のままだと記入忘れと取られてしまうおそれがあります。
もしくは「記入に対する意欲が低い」「自己分析が不十分」と受け取られるかもしれません。どちらの場合でも、良い評価には繋がらないでしょう。
履歴書は限られた情報から人物像を判断するための大切な書類です。空欄が増えれば増える程、採用担当者から評価される機会を失っていることになります。短所の欄も志望動機や自己PRと同様に自分をアピールするための重要な項目と理解しておきましょう。
自己理解ができているかを見るため
企業が短所を確認するのは、応募者がどれだけ自己理解できているかを見極めるためでもあります。自分の弱みや課題を適切に把握している人は、仕事においても「客観的に状況を判断できる」という評価に繋がるでしょう。
また、自己分析は単に自分を客観的に見るためのものではありません。自分の成長に繋げるための重要なプロセスです。長所は業務で活かせるように伸ばし、短所は改善に向けて具体的に行動することで、自身のスキルや適応力を高めていけるでしょう。
自己分析をその場限りの作業で終わらせず、継続的に成長しようとする意欲的な姿勢は企業からも高く評価されます。
課題を改善する姿勢があるかを確認するため
企業が知りたいのは応募者の短所そのものよりも、短所に向き合う姿勢です。短所は自分の性格を示すと同時に、主体性や成長意欲をアピールするものでもあります。
また、短所に向き合う姿勢は「業務で困難に直面した時にどう立ち振る舞うのか」という判断力や対応力を示す材料にもなります。
自己の課題を認識し、改善に向けた行動を取れる人は仕事をする上でも問題解決能力があると評価されやすく、職場での信頼獲得にも繋がるでしょう。
短所を単なる弱みとして終わらせるのではなく、成長のきっかけとして捉えることで良い印象を与えることが可能です。
履歴書に書かないほうがよい短所
業務に致命的な影響が出る短所
【業務に致命的な影響が出る短所】
- 時間にルーズ
- 怒りっぽい
- 人と関わるのが苦手
短所は正直に書くことが大前提ですが、業務に致命的な影響が出る短所は避けた方が無難です。
時間にルーズな性格は納期遅延などを引き起こすことで信用低下に繋がります。怒りっぽさは対人トラブルの原因として敬遠されてしまいます。
また、「人と関わるのが苦手」といった短所も履歴書に書くのは不適切です。事務や倉庫作業など、コミュニケーションが少ない業種でも報連相や最低限の連携は求められるため、致命的な短所と判断されてしまうでしょう。
改善意思が見えない短所
【改善意思が見られない短所】
- 物事を後回ししてしまう癖がある
- 気分屋
- 人の話を聞いていない
改善意思が見られない短所とは、業務への支障が想定されると把握していながら具体的な対策や克服の姿勢が示されていない性格を指します。
例えば、物事を後回しにしてしまう癖は納期遅延や業務停滞を招きやすく、気分屋な性格は成果や対応にムラが出る原因となります。また、「人の話を聞いていない」という短所も、改善の意識があれば解決しやすいはずのものです。
業務上の指示の理解不足や聞き漏らしに直結しやすく、周囲に迷惑をかける人物と判断されやすいため、記載は避けるべきでしょう。
社会人として不適切な表現
【社会人として不適切な表現を用いた短所】
- パソコンを使えない
- 電話対応が嫌い
- 立ち仕事はしたくない
社会人として不適切な表現を用いた短所とは、「できない」「〇〇が嫌い」のような稚拙な表現を用いた短所を指します。
誰にでも得手不得手はあるものの、「パソコンを使えない」など基本的な業務スキルの不足がみられる短所は採用に響いてしまうおそれがあります。
また、「○○が嫌い」「○○はしたくない」といった短所は、身勝手な印象につながります。単なる感想に過ぎないため、仕事に対して消極的な人物としてみなされてしまうでしょう。
履歴書に書ける短所がないときの対処法
自分の長所を裏返して考えてみる
履歴書に書ける短所が思い浮かばない場合は、自分の長所を裏返して考えてみましょう。
例えば、「几帳面」という長所は裏を返せば「神経質」といえます。「大らかな」という長所であれば「大雑把」と言い換えることもできるでしょう。
長所と短所は相反するようで、切り離せない関係にあります。長所か短所のどちらかだけでも理解していれば、そこからもう片方を探すことは難しくありません。
そのため、普段アピールしている自分の長所を別の視点から見ることで、説得力のある短所を見つけることができるでしょう。さらに、見つけた短所に対する改善意識や具体的な工夫も合わせて履歴書に書くことが大切です。
身近な人に短所を聞いてみる
家族や友人、職場の同僚など身近な人に短所を聞いてみるのも効果的です。
他者からの視点による指摘は客観性があり、自分だけでは気付けなかった短所にも気付けます。第三者から見える短所のため、他人に説明した時にも違和感が生まれにくいでしょう。
ただし、言われたことをそのまま書くのではなく、自分なりに受け止めて整理することが大切です。改善に向けた具体的な行動や意識している点を加えることで、より評価されやすくなるでしょう。
自分の性格や行動を一覧に書き出す
短所が見つからないときは、自分の性格や日常の行動パターンをリストに挙げてみましょう。
まずは思いつくまま雑多に書き出していくことで、自分の傾向が可視化されます。その中から「仕事に影響しそうな短所」「書かない方が良い短所」を整理すれば、履歴書に適した短所を見つけやすくなります。
また、説得力を高めるためにも、どのような場面で短所が出やすいのか振り返りも行いましょう。短所に紐づくエピソードや改善に向けて努力していることを書き足すことで、採用担当者に良いイメージを与えることができます。
過去の失敗や指摘された経験を思い出す
これまでの失敗や指摘された経験を思い出してみるのも、短所を探す上で効果的です。
例えば、「大学でレポートの完成度にこだわるあまり、締め切りを過ぎてしまった」といった失敗談は「完璧主義」と履歴書に書くことができます。さらに実際に失敗を経験しているので、当時のエピソードを盛り込むことで説得力の増す履歴書に仕上がるでしょう。
また、大切なのは単なる失敗談で終わらせないことです。次にどのように活かしたのか、反省点や改善策を整理して示すことで、採用担当者に成長意欲があることをアピールできます。
面接で短所について聞かれたときの好印象な答え方

成長意欲やポテンシャルが伝わる表現に言い換える
面接で短所について聞かれた際は、成長意欲やポテンシャルが伝わる表現に言い換えましょう。
「緊張しやすい」という短所であれば、「事前準備を入念に行うよう心がけています。その結果、緊張しても対応できる場面が増え、人前に出る機会がある時でも力を発揮できるようになりました」と表現することが可能です。
面接での好印象な答え方は、ポジティブな側面とセットで説明することです。単なる弱点の説明で終わらせてしまうと、面接官にネガティブなイメージを与えてしまいます。「こんな短所があるが、改善に努めている」という点までが伝わるような言い方を心がけましょう。
企業の求める人物像に結びつけて話す
短所を伝える際は、企業が求める人物像に結びつけて説明すると効果的です。
例えば、正確性が求められる事務職の場合、「完璧主義」は企業にとってはプラスに働きます。「完璧主義な所が短所ですが、重要な書類やデータは徹底して確認するようにしてミスを減らすよう意識しています」と結びつけることが大切です。
また、チームワーク重視の職場において「一人で抱え込みやすい」点を短所とする場合、一見すると企業が求める人物像と結びつけるのは困難に思われます。
しかし、改善策として「周囲と相談しながら物事を進めるようにしている」とすれば、企業の価値観に見合った人物として評価されやすくなります。
入社後にどのように活躍できるかまで言及する
面接で短所について話す際には、自分の弱点を説明するだけでなく入社後の活躍イメージにまで触れられると好印象です。
短所を書けるスペースはそれほど大きくないため、入社後の活躍イメージまで書くのは難しいでしょう。しかし、面接のような話を深掘りできる場においては絶好のアピールチャンスです。
例えば、「頑固」は裏を返せば「芯が強い」「最後まで責任を持ってやり抜く」に言い換えることができます。この要素を活かせば「納得のいくまで物事に固執してしまう頑固な性格ですが、与えられた仕事は最後までやり抜く責任感があります」と入社後のパフォーマンスを明確に伝えることが可能です。
改善策や現在取り組んでいることで締める
短所についての回答は、最後に改善策や現在取り組んでいることで締めると、まとまりのある内容になります。
「マイペース」な短所は、協調性に欠ける点や時間にルーズな点が懸念材料とされますが、改善に向けて取り組んでいることを示すことで、良い評価に繋がりやすくなるでしょう。「時間管理を徹底している」「周りのペースを確認している」などとすれば、採用担当者に前向きな姿勢を印象付けられます。
また、転職の場合は「タスクの締め切りを予め早めに設定している」とすることで、自分の短所を過去の業務内でも補い、計画的に対応している姿勢をアピールできます。
履歴書の短所は成長意欲を伝えるチャンス
履歴書における短所は、単に弱点を伝えるだけではありません。自分の成長意欲やポテンシャルを伝えるための重要な項目です。仕事への支障が少なそうな短所を選び、改善努力や工夫とセットにすることで前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
短所欄がある履歴書では、空欄にせず、必ず自分の短所を記入する必要があります。また、1~2文程度で簡潔にまとめることも意識しましょう。そのうえで、企業が求める人物像や職務内容に結び付けるのも効果的です。
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