• TOP
  • >
  • 記事一覧
  • >
  • パート履歴書の書き方を解説!志望動機や自己PR・職歴のポイントも

パート履歴書の書き方を解説!志望動機や自己PR・職歴のポイントも

パート用の履歴書に何を書けばいいのか、またパートの経歴をどう履歴書に書けば良いのか迷ってしまう方は多いです。

そこで本記事では、パート履歴書の書き方を解説します。志望動機と自己PRの例文や、職歴の書き方も詳しく解説するので、ぜひ本記事の内容を参考にして、好印象に繋がる履歴書を作成してみましょう。

パート履歴書の書き方の基本ルール

正確さを重視する

履歴書に記載する情報はすべて正確であることが求められます。なぜなら、学歴や職歴、資格などの重要な情報に誤りがあると、採用担当者に対して信頼性を損なう可能性があるからです。そのため、学校名や卒業年月日、勤務先の名称や在職期間など、細部にわたって正確に記載することが大切です。

また、職歴においては担当した業務内容や役職名も正確に記載することで、職務経験がより具体的に伝わります。誤った情報を記載しないためにも、履歴書を作成する前に必要な情報をしっかりと確認し、正確に記載するよう心掛けましょう。

空欄がないように記載する

履歴書はできるだけすべての項目を埋めることが基本です。なぜなら、履歴書に空欄があると、応募者の準備不足や意欲の低さを感じさせてしまうことがあるからです。たとえ特定の項目に該当する情報がない場合でも、「なし」「特になし」と記載することで、空欄を避けることができます。

職歴が短期間であった場合でも、その期間中に行った業務内容を簡潔に記載することで、空白期間を埋めつつ自分の経験をアピールすることができるでしょう。また、本人希望欄や志望動機欄など、自己表現の場では積極的に内容を記載し、自分の意欲や目標をしっかりと伝えることが重要です。

手書きとパソコンどちらでも作成できる

パート履歴書は、手書きでもパソコンで作成しても問題ありません。手書きの場合は、文字が読みやすく、丁寧に書くことで誠実さをアピールできます。ただし、字が乱れないように注意し、きれいに書く必要があります。

一方、パソコンで作成する場合は、フォントやレイアウトを自由に調整でき、整った見た目の履歴書を簡単に作成できるでしょう。しかし、パソコンで作成する際は、フォーマットに注意し、読みやすいデザインを選ぶことが大切です。このように、どちらの方法を選ぶにしても、内容の正確さと整ったレイアウトを心掛けることで、採用担当者に良い印象を与える履歴書を作成できるでしょう。

証明写真は3ヶ月以内のものを使用する

履歴書に貼る証明写真は、3ヶ月以内に撮影したものを使用しましょう。古い写真を使用すると、現在の外見と大きく異なる場合があり、面接時に採用担当者に混乱を招く可能性があります。また、写真は清潔感があり、明るい表情で正面を向いたものが適しています。背景は白や淡い色が望ましく、服装はフォーマルなものを選びましょう。

そのほか、写真のサイズや貼り方にも注意し、履歴書全体のバランスを考えて配置することが大切です。証明写真は、履歴書全体の第一印象を左右する重要な要素なので、丁寧に準備しましょう。

和暦または西暦で統一する

履歴書に記載する日付は、和暦(昭和、平成、令和)または西暦(2024年など)に統一することが重要です。履歴書全体で統一された形式を使用することで、見やすく整った印象を与えられます。

一方、途中で和暦と西暦が混在すると読みづらくなり、採用担当者に不正確な印象を与える可能性があります。また、応募先企業が特定の年号形式を指定している場合は、それに従うことが大切です。このように、基本的に和暦と西暦のどちらを選ぶかは個人の自由ですが、一貫性を持って記載することで履歴書全体の統一感が保たれます。

パート履歴書の書き方

基本情報の書き方

履歴書の冒頭に記載する基本情報は、応募者の個人情報を正確に伝えるために最も重要な部分です。そのため、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど、連絡を取るための情報を正確に記載しましょう。氏名はフルネームで書き、読みやすいようにふりがなも忘れずに記入します。住所については省略せずに丁寧に書き、郵便番号やマンション名、部屋番号まで正確に記載することが必要です。

また、採用担当者がすぐに連絡を取れるよう、携帯電話の番号や頻繁に使用しているメールアドレスを記載することも大切です。さらに、メールアドレスは、プライベートなものではなく、名前や日付が入ったようなシンプルで仕事用に適したものを使用するのが良いでしょう。これらのポイントを押さえて、応募する際には最新の連絡先を記入しておき、万が一変更があった場合はすぐに修正することが重要です。

学歴の書き方

学歴の記載は、履歴書における重要な要素の1つです。通常、学歴は中学校卒業以降のものを、入学と卒業の年月とあわせて順に記載していきます。学歴は応募先にとってそこまで重要でない場合もありますが、正確さが求められる部分であり、誠実さをアピールするチャンスです。そのため、学校名や学部名、専攻などを省略せずに記載し、途中で退学した場合や中途採用で転校した場合は、その旨を明確に記載しましょう。

在籍がたとえ短期間であっても、学びの中で得たスキルや知識をアピールできる機会として活かすことが重要です。特に、パートの業務に関連する資格や授業を受けている場合は、それを積極的に記載することで他の応募者との差別化を図れるでしょう。

職歴の書き方

職歴は、応募者のこれまでの仕事経験を示す重要な部分です。パートで働いた経験も正社員の職歴と同様に詳細に記載することでアピールに繋がります。そのため、履歴書には、勤務先の会社名や職務内容、在職期間を正確に記載し、それぞれの業務でどのような役割を果たしたかを具体的に説明しましょう。

特に、応募先企業に関連する業務を行っていた場合は、その内容を強調して自分のスキルがどのようにその企業で活かせるかを示すことがポイントです。例えば、接客業務で働いていた場合、「お客様対応のスキルやクレーム対応経験が豊富です」と記載することで、応募先の業務に対して即戦力であることをアピールできるでしょう。

また、職歴が複数ある場合は、応募先の仕事に関連するものを重点的に記載する方法も効果的です。さらに、派遣やアルバイトの経験も含めることで、多様な業務に対応できる柔軟性や短期間での成果を示すこともできるでしょう。

資格・免許の書き方

履歴書に記載する資格や免許は、業務に直接関係するものがあれば積極的に記載しましょう。例えば、運転免許証や調理師免許など、業務遂行に不可欠な資格がある場合、それを明確に書くことが大切です。また、業務に間接的に関わるスキルを示す資格もアピールポイントとなります。

例えば、パソコン操作に関する資格や接客に関する認定資格を持っている場合、それを履歴書に記載することで、自分のスキルを具体的にアピールできるでしょう。資格を記載する際には、取得年月日や正式な資格名を正確に記載し、採用担当者に信頼感を与えることが重要です。これらのポイントを意識すれば好印象に繋がるので、履歴書に資格や免許を記載する際には心がけましょう。

志望動機の書き方

志望動機は、応募者がその企業や職務に興味を持った理由と、どのように貢献できるかを伝える重要な部分です。そのため、パート履歴書においても、応募先の業務内容や企業理念に共感している点を強調し、自分のスキルや経験がどのように役立つかを具体的に述べることが大切です。

例えば、「これまでの接客経験を活かし、お客様とのコミュニケーションを円滑にすることができます」といったように、自分の経験と応募先企業で求められるスキルを結びつけると良いでしょう。また、応募先企業で働く理由や長期的なキャリアプランも志望動機に含めることで、採用担当者に強い意欲を伝えられます。採用に近づける重要な項目なので、志望動機は明確に記載しましょう。

自己PRの書き方

自己PRは、自分の強みやスキルを最大限にアピールするための重要な項目です。特に、パートでの業務に役立つ具体的なスキルやこれまでの経験で得た能力を強調することがポイントです。例えば、これまでの業務で培ったリーダーシップや問題解決能力、柔軟な対応力を具体的に述べることで、即戦力であることを採用担当者に伝えられるでしょう。

このように、応募する業務に関連するスキルを強調し、採用担当者にあなたがチームにとって貴重な存在であると感じてもらえることが大切です。また、自己PRは応募する企業に合わせてカスタマイズし、自分がどのようにその企業に貢献できるかを具体的に伝えましょう。

趣味・特技の書き方

趣味や特技の記載は、あなたの人柄や日常の興味・関心を伝えるのに役立ちます。仕事に直接関連しない内容でも応募先の企業に関連する要素があれば、それを強調して記載することが効果的です。例えば、コミュニケーション能力リーダーシップを発揮できる趣味や特技を持っている場合、それを記載することで採用担当者に自分の人柄や適性を伝えられるでしょう。

また、趣味や特技を記載する際には、その趣味を通じてどのようなスキルを磨いてきたか、あるいは仕事にどのように活かせるかを説明するとさらに印象が良くなります。これらは採用に直接影響を与えるわけではありませんが、全体的な印象が良くなり、結果的に採用を得られる可能性もあるので、怠らず記載することが大切です。

本人希望欄の書き方

本人希望欄には、勤務時間や勤務地、給与などの希望条件を記載します。しかし、ここではあまり過剰な要望を出さないように注意しましょう。特に希望がない場合は「特にありません」と記載し、企業の提示する条件に柔軟に対応できることを示すことが重要です。

また、応募先企業の条件に合わないような要望を記載すると、採用担当者に対して融通が利かない印象を与えかねません。そのため、希望を記載する場合でも、あくまで仕事に支障が出ない範囲で、自分にとって必要な条件だけを丁寧に伝えることが求められます。

【主婦向け】パート履歴書の書き方の例文

志望動機の例文

これまで、家事や育児に専念しておりましたが、子育ても落ち着き、自分の時間が持てるようになったため、社会復帰を考えるようになりました。御社の求人を拝見し、以前の接客業で培ったコミュニケーション能力や対人スキルを活かせると感じました。また、勤務時間が家庭と両立しやすい点も魅力的で、ぜひ御社でお客様の笑顔を作り出す一助となりたいと考えています。

私は家庭での時間管理や整理整頓を日々の生活で徹底して行っており、これらのスキルが御社の事務職においても役立つと考えています。主婦として身につけた効率的な仕事の進め方や、細かな気配りは、事務業務においても高いパフォーマンスを発揮できると自負しています。御社の一員として、バックオフィスのサポートを通じて貢献したいです。

これまでの家庭での生活を通じて、特に料理に関するスキルを磨いてまいりました。御社が展開されているカフェでの調理業務に携わることで、自分の得意分野を活かし、お客様に美味しい料理を提供するサポートができればと考えています。また、柔軟な勤務時間にも惹かれ、家庭と仕事のバランスを取りながら長期的に働きたいと思っています。

婦向けの志望動機では、家事や育児を通じて培った能力をどう業務に活かすかを具体的に説明することが大切です。また、家庭との両立を考慮し、柔軟な働き方が可能な点を強調するのも良いアピールポイントです。

例えば、時間管理や家族との調整ができるスキル、さらには対人スキルなど、家庭生活に密接に関わるスキルが仕事にどう役立つかを明確に述べましょう。特に、パート勤務では、家事や育児と両立しながらも、責任感を持って働けるという姿勢をしっかり伝えることが重要です。

自己PRの例文

私はこれまでの家庭生活で培ったマルチタスク能力を仕事に活かせる自信があります。家事、育児、学校行事の予定管理などを効率的に行ってきた経験から、仕事においても複数の業務を同時にこなす力を発揮できると考えています。また、子供たちの学校行事などで得たコミュニケーションスキルも、職場での人間関係に活かせると感じています。

私は家事や育児の中で常に計画的に物事を進めてきました。例えば、料理や掃除では、手順を考え、効率よく作業を終わらせる工夫をしてきました。このスキルは、時間管理や業務の効率化が求められる仕事においても有効です。御社での業務においても、こうした効率的な働き方を活かし、貢献したいと考えています。

これまでの主婦業の中で、細やかな気配りや忍耐力を自然と養ってきました。日々の家事に加えて、家族の健康管理や予算管理を担当してきた経験から、業務の細部にまで目を配り、丁寧に取り組む姿勢を身に付けています。御社での仕事においても、同様の細やかな対応を心掛け、チーム全体をサポートしていきたいと考えています。

自己PRでは、主婦としての日常生活で培った具体的なスキルを強調しましょう。家事や育児の中で身につけたマルチタスク能力や計画性、柔軟な対応力は、パート業務においても大いに役立つスキルです。

例えば、家事の効率化や日常生活でのトラブル対応の経験は、職場での業務管理や問題解決能力として活かせる点を示せるでしょう。また、家族全体をサポートしてきた経験を踏まえ、職場でのチームワーク対人関係にも柔軟に対応できるという点をアピールすると、自己PRの説得力が増すので効果的です。

パート履歴書を書く際に気を付けるべきポイント

応募先に合わせて柔軟に書く

応募するパート先に合わせて履歴書の内容を柔軟に調整することが大切です。例えば、接客業やサービス業の場合はコミュニケーション能力や接客スキルが重要視されるため、それらのスキルを強調しましょう。逆に、オフィスワークや事務作業の場合は、パソコンスキルや事務処理能力が求められることが多いため、職務経験で培った関連スキルを具体的に示すことが効果的です。

また、応募する企業や職種が求める人物像をよく理解し、それに沿った内容を記載することで、採用担当者に自分が適任であることをアピールしましょう。このように、柔軟な内容のカスタマイズが履歴書の効果を高める重要なポイントなので、心掛けて履歴書を作成することが重要です。

パートで培ったスキルを強調する

パート履歴書では、これまでのパート経験で得たスキルを効果的にアピールすることが採用に繋がる鍵となります。具体的には、接客や販売の仕事では、お客様への対応能力や売上向上に貢献した実績を書きましょう。また、短期間であっても複数の職場で働いた経験がある場合は、それぞれの環境に適応してきた柔軟性や学んだスキルをしっかりと強調することが大切です。

どんな仕事であれ何かしらのスキルを身に付けているはずなので、それをパートの内容に関連付けて説明するようにしましょう。そうすることで、企業に即戦力としての自分を認識してもらえるので効果的です。

家事との両立をアピールする

主婦として家庭を支えてきた経験も履歴書に記載する上で大きな強みとなります。特に、家事と仕事の両立が求められる場面では、時間管理やマルチタスク能力をアピールすると効果的です。そのため、家事を通じて培ったスキルや子育ての経験を活かして「短時間でも効率よく業務をこなせる」という点を強調しましょう。

また、家事を通じて得た「細やかな気配り」や「家族全員のスケジュール管理を徹底して行う能力」は、職場でも十分活かせるスキルです。これらの強みを履歴書に記載することで、家庭との両立を前向きにアピールでき、仕事に対する姿勢を高く評価してもらえる可能性が増すでしょう。

不要な情報は省略する

履歴書には、できる限り採用担当者にとって重要な情報のみを記載するよう心掛けましょう。特に、パートの履歴書では、長年にわたる全ての職歴を詳細に書く必要はなく、応募する仕事に関連する経験やスキルを中心に記載することがポイントです。また、古い職歴や短期間のアルバイト経験など、応募先に直接関係のない情報は省略しても構いません。

そのほか、冗長な情報は避け、簡潔かつ明確に自分の強みを伝えることが大切です。履歴書は採用担当者に短時間で自身の価値を理解してもらえるため、関連性の高い情報を優先して記載し、スッキリとした内容にまとめましょう。

履歴書を提出する際のマナー

履歴書は折らずにクリアファイルに入れる

履歴書を提出する際、最も大切なのは履歴書がきちんとした状態で相手に届くことです。履歴書を折ってしまうと、見た目が乱れたり読みづらくなったりするため、折らずにクリアファイルに入れて保護しましょう。クリアファイルに入れることで、書類がしわになったり汚れたりするのを防ぎ、きれいな状態を保つことができます。

また、クリアファイルに入れると、採用担当者が書類を扱いやすくなるというメリットもあります。これらのポイントを押さえて見た目や扱いに配慮することで、細やかな気配りをアピールできるでしょう。

封筒に入れて提出する

履歴書は手渡しする場合でも、封筒に入れて提出するのが基本的なマナーです。封筒は、白の無地や履歴書専用の封筒を使用し、サイズはA4用紙が折らずに入る大きさを選びましょう。封筒に入れることで書類をしっかり保護でき、きちんとした印象を与えられます。

また、封筒の裏面には必ず自分の住所と氏名を記載し、採用担当者が受け取った際に誰からの書類かがすぐにわかるようにしましょう。さらに、会社のロゴ入りの封筒やカラフルなデザインのものは必ず避け、ビジネスマナーを意識したシンプルなものを選ぶよう注意してください。

郵送なら添え状も入れる

履歴書を郵送する場合、履歴書だけでなく添え状も同封するのがビジネスマナーです。添え状は採用担当者宛ての挨拶文であり、「履歴書を送付いたします」といった内容を簡潔に記載しましょう。添え状を入れることで、応募書類が正確に送付されたことを伝えると同時に、丁寧な姿勢を示すことができます。

また、添え状には、差出人の氏名や連絡先、送付日などを明記し、最後に「何卒よろしくお願いいたします」といった締めくくりの言葉を入れると、相手に好印象を与えられます。送付状がないと採用担当者に対して少し不親切な印象を与える可能性があるため、必ず同封するようにしましょう。

宛名を正式名称で記載する

封筒の宛名を書く際には、応募する会社名や担当者の名前を正確に記載しましょう。会社名は略さずに正式名称を使い、採用担当者の名前が分かる場合は敬称として「様」を付けます。しかし、もし担当者の名前が不明な場合は、「採用ご担当者様」と書くと良いでしょう。

また、部署名や担当者名などが複数ある場合はどちらも省略せずに記載し、相手に失礼がないように注意してください。封筒の書き方1つで応募者のビジネスマナーが問われるため、細心の注意を払って見栄えの良い字で書くことが重要です。

適切な料金の切手を貼る

履歴書を郵送する場合、適切な料金の切手を貼ることを忘れてはいけません。履歴書は基本的にA4サイズの用紙を使用しますが、封筒の大きさや重さによって郵便料金が異なります。そのため、郵便局で重さを測定してもらい、必要な料金を確認してから正確に切手を貼りましょう。特に急ぎの書類の場合、速達や配達証明を利用すると確実に相手に届くため安心です。

しかし、切手が不足していると不足分を相手に負担させることになり、非常に失礼な印象を与えてしまいます。そのため、適切な郵便料金で送り、応募者としての基本的なマナーを示しましょう。

パート履歴書の書き方に関してよくある質問

パートの職歴が多い場合はどう書けばいい?

パートでの職歴が多い場合、すべての職歴を詳細に書きすぎると履歴書に収まりきりません。そのため、応募先の仕事内容に関連するパート経験を重点的に記載し、それ以外の職歴は省略するか簡潔にまとめましょう。

特に、応募先で求められるスキルに直結する職務経験は、詳細に書いておくとよいです。また、短期間で終わった職歴が複数ある場合もすべてを記載する必要はありません。重要なのは、採用担当者があなたの経験から即戦力になると判断できる内容にすることなので、必要と思われる情報のみ記載することが大切です。

履歴書の職歴にパートは書かない方がいい?

パートの職歴を履歴書に書くかどうかは、応募先企業や職種によって異なります。もしパートでの経験が応募する仕事に関連していれば、積極的に記載するべきです。例えば、接客業や事務職でのパート経験がある場合、それが新しい職務に役立つ可能性が高いため具体的な仕事内容やスキルを詳しく記載すると良いでしょう。

逆に、まったく無関係な職歴であれば省略しても構いません。ただし、空白期間が長くならないように、可能であればすべての職歴を記載して応募先に必要なスキルに関連付けてアピールしましょう。

パート在職中の履歴書の書き方は?

現在パートとして働いている場合、その職歴も履歴書に記載します。この際、在職中であることを明記するために「現在に至る」などの表現を使用しましょう。

また、在職中であっても新しい職務に応募する理由や次のステップに進みたいという意欲を明確に伝えることが重要です。志望動機や自己PRの中で、現在の仕事で培ったスキルや経験を新しい職務にどう活かすかを具体的に述べると好印象を与えられるでしょう。

パート用履歴書の失礼にならない書き方は?

パートの履歴書を書く際にも、正社員の履歴書と同様に基本的なビジネスマナーを守ることが大切です。手書きの場合は読みやすい文字で誤字脱字がないように注意しながら丁寧に記載しましょう。また、パソコンで作成する場合でも、フォーマットや書式を整え、見た目が整然としていることが重要です。

そのほか、採用担当者に対して失礼がないように、敬称や正しい言葉遣いを心掛けることも忘れないようにしましょう。志望動機や自己PRでは丁寧な言葉で意欲を伝え、職務内容に対してしっかりと理解している姿勢を示すことがポイントです。

パート履歴書も書き方次第で好印象を残せる

パートの履歴書は、書き方や内容次第で大きく印象を左右します。適切に記入された履歴書は採用担当者に対して誠実さや意欲を伝え、信頼感を与えられます。そのため、履歴書を作成する際には基本情報を正確に記載し、パートで培ったスキルや経験を強調することで、あなたの強みを効果的にアピールしましょう。

また、応募先企業のニーズに応じて履歴書の内容を柔軟に調整し、家事との両立や短時間での業務効率をアピールすることも重要です。さらに、丁寧な言葉遣いやビジネスマナーを守ることで、さらに好印象を与えられるでしょう。パート履歴書も工夫次第で採用の可能性を高められるので、ぜひ本記事の内容を参考にして履歴書を作成してみてください。

 

らくだ先生
パート履歴書を書く際のポイント
  • 記入漏れや誤字脱字がないように注意する
  • 主婦の場合家事や家庭での経験がアピールポイントになる
  • 提出時のマナーに気を付けるとさらに好印象に!
「魅力的な履歴書を、手軽に作成したい。」そんなあなたに届ける履歴書作成ツール カンタン操作で、履歴書を作成 今すぐはじめる
編集者

編集者

Yuka

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

監修者

監修者

gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。

>メッセージを読む

履歴書 書き方についての関連記事