履歴書を作成する際、「無料のテンプレートを使っても大丈夫?」と悩む方は多いでしょう。しかし、履歴書は無料テンプレートを使って作成するのが一般的になりつつあります。
この記事では、無料の履歴書テンプレートを使っても問題ないのかどうかを解説し、転職・新卒・アルバイトなど用途別の無料テンプレートを紹介します。Word・Excel・PDFの中から好きな形式でダウンロードできるので、使い慣れたソフトで作成していきましょう。
また、ダウンロード不要で履歴書を作成していけるサービスや、スマホでテンプレートを使う作成方法までまとめているので、ぜひ参考にしてください。
無料の履歴書テンプレートは使える?

無料でも品質の高いテンプレートが多い
履歴書のテンプレートは、無料でも十分なクオリティのものがダウンロードできます。無料だからといって簡易的であったり、形式が乱れているようなテンプレートはほとんどありません。
こうした無料テンプレートは、就活・転職の場で幅広く用いられています。JISや厚生労働省様式に準拠した形式なら企業も見慣れているため、内容をスムーズに読み取ってもらえるでしょう。
大切なのは無料・有料の区分ではなく、内容の読みやすさです。無料であっても必要項目が揃っているテンプレートであれば、選考において不利になることはありません。
時間や手間を大きく省けるのがメリット
無料の履歴書テンプレートを使う最大のメリットは、作成にかかる時間と手間を大きく削減できる点です。用紙を購入したり、一からレイアウトを考える必要がないので、手軽に作り始めることができます。
また、WordやExcelなど好きな形式でダウンロードできるのも魅力です。使い慣れたソフトで編集できるため、操作に戸惑ったりせずに進められます。
就職・転職活動では、履歴書の作成以外にも多くの準備が必要です。テンプレートを活用することで、余裕を持ったスケジュールで選考に臨めるでしょう。
企業側に悪い印象を与えることはない
「無料」ということから、「手抜き」や「質が低いのではないか」といったネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、無料テンプレートは既に広く普及しており、選考を効率的に進めるための方法として一般的に利用されています。無料の履歴書テンプレートを使ったとしても、それだけで企業に悪い印象を与えることはありません。
また、そもそもテンプレートが無料か有料かを見分けることはほとんどできません。無料テンプレートを使っていることが、企業にバレる可能性も低いため、選考に影響する心配はないでしょう。
【用途別】無料で使える履歴書テンプレート一覧
転職者向けの履歴書テンプレート

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| Word形式 | Excel形式 | PDF形式 |
引用:バイトルマガジン
転職者向けの履歴書テンプレートは、職歴を多めに記入できるようになっているのが特徴です。これまでのキャリアを時系列でまとめながら、詳細まで書き込むことができます。
また、志望動機や自己PR欄も一定のスペースが確保されていることが多く、職歴とあわせて経験や強みをアピールできます。転職で重視される「即戦力」を伝えるために、詳しい実績や経験を書きやすい点もメリットです。
一方で、「性格」「趣味」といった内面に関する項目は省かれていることが多く、あくまで実務的な内容になりやすい傾向にあります。実績に自信がない場合は、一般的なテンプレートを選ぶのもひとつの方法です。
職歴が多い転職者向けの履歴書テンプレート

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| Word形式 | Excel形式 | PDF形式 |
引用:バイトルマガジン
職歴が多い転職者向けの履歴書テンプレートは、職歴欄がかなり広めに確保されているのが特徴です。
職歴では、1社につき「入社」「退社」で最低2行を使用します。そのため、転職回数が多いと職歴欄が足りなくなってしまうことがあります。全ての職歴を記入するためには、職歴欄の行数が多いテンプレートを使う必要があります。
また、部署名や担当業務などを補足して記載する場合、1社あたりに必要な行数はさらに多くなります。1社あたり2行なら問題なく書き込める量でも、3~4行使ってより詳しく説明すると、余白は少なくなってしまいます。
職歴欄に余裕を持たせたい場合は、行数が多く用意されたこちらのテンプレートを選ぶのがおすすめです。
新卒向けの履歴書テンプレート

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| Word形式 | Excel形式 | PDF形式 |
引用:バイトルマガジン
新卒向けの履歴書テンプレートは、職歴欄がコンパクトで、自己PRや志望動機欄が大きい構成が一般的です。種類によっては、内面をアピールできる項目が多く設けられています。
社会人経験が少ない新卒の場合、学歴・職歴欄に書く内容はそれほど多くありません。そのため、通常のテンプレートよりも記入欄が小さくても問題ありません。
新卒では、実績よりもポテンシャルや人柄が重視されます。経歴だけでは伝わらない強みや個性を伝えるためにも、文章を書くスペースが広めに取られているテンプレートを選ぶことが大切です。
パート・アルバイト向けの履歴書テンプレート

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| Word形式 | Excel形式 | PDF形式 |
引用:バイトルマガジン
パート・アルバイト向けの履歴書テンプレートは、必要項目がシンプルにまとまっているのが特徴です。基本情報や連絡先、学歴・職歴などの必須事項は押さえつつ、自己PRや志望動機は小さめとなっています。
希望する勤務時間や曜日などを記入できる欄があると、パート・アルバイト応募向けの履歴書として使いやすくなります。
通常の履歴書よりも短時間で作成できるため、急いで応募したい場合にも適しています。
履歴書テンプレートをダウンロード不要で使えるサービス
らくらく履歴書

「らくらく履歴書」は、Webブラウザやスマホから履歴書や職務経歴書を作成できる無料サービスです。自分に合ったテンプレートを選び、プロフィールや学歴・職歴などを入力するだけで、体裁の整った書類が簡単に作成できます。
AIによる自己PR文章の自動生成や、証明写真の編集・トリミング機能などが用意されており、円滑な履歴書作成をサポートしてくれます。
パソコンだけでなくスマホにも対応しており、基本的な機能はどちらの端末でも利用できます。完成した履歴書はPDFとして保存できるため、コンビニプリントを利用すれば、外出先でも履歴書の作成から印刷まで対応できます。
yagish

引用:yagish
「Yagish」は、スマホやPCのブラウザで無料の履歴書・職務経歴書を作成できるサービスです。テンプレートに沿って情報を入力するだけで、見栄えの良い履歴書に仕上がります。
入力内容を自動保存できる点が特徴です。途中で作業を止めても進捗を保存できるので、時間を置いても続きから作成を進められます。また、会員登録をすればスマホとパソコン間で編集内容を共有できるなど、操作の柔軟性が高いのも魅力です。
例文や書き方のサンプルも用意されているため、文章作成に不安がある人でも参考にしながら作成できるでしょう。テンプレートは用途に合わせて選べるため、初めての履歴書作成にも向いています。
doda

引用:doda
「doda」では、履歴書や職務経歴書のテンプレートを無料でダウンロードできます。標準的なフォーマットに加えて、転職活動で使いやすい形式のテンプレートまで用意されているのが特徴です。
転職を意識した例文や書き方の解説が掲載されているため、初めての転職活動でも安心して作成を進められます。また、Word形式でダウンロードしてから修正やカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
ミライトーチ

引用:ミライトーチ
ミライトーチは、ブラウザ上で履歴書を作成できるサービスです。項目ごとに情報を入力していくことで、整理された形式の履歴書を簡単に作成できます。パソコン・スマートフォンのどちらからでも利用できるため、環境を選ばず作成できます。
また、職務経歴書や送付状の作成にも対応しているため、応募書類をまとめて用意できます。作成した書類はPDF形式でダウンロードできるため、メール提出や印刷にも利用できます。
さらに、証明写真はスマホで撮影した画像をそのままアップロードできます。簡単なトリミングもできるため、証明写真を撮りに行く手間を省けるのも便利なポイントです。
履歴書Maker

引用:履歴書Maker
履歴書Makerは、ブラウザで利用できる無料の履歴書作成サービスです。会員登録なしでも履歴書を作成でき、入力した内容をPDF形式で出力できます。
テンプレートはJIS規格タイプを中心に、複数のフォーマットが用意されています。自分に合ったテンプレートを選び、必要項目を入力するだけで履歴書を作成できます。
入力内容がどの項目に反映されるのかがわかりやすいので、履歴書作成に慣れていない人でも迷わずに進められるでしょう。
Word・Excel・PDF形式の履歴書テンプレートを使う方法
Word|開いたらそのまま入力していけばOK

引用:ルートテック
Word形式の履歴書テンプレートは、ファイルを開いたらそのまま各項目へ入力していくだけで使えます。テキストボックスや入力欄があらかじめ配置されていることが多く、レイアウトを大きく崩さずに編集できるのが特徴です。
入力する際は、フォントや文字サイズはテンプレートの初期設定のまま使用するのがおすすめです。無理に変更すると全体のバランスが崩れる可能性があるため、注意しましょう。
履歴書が完成したら、印刷プレビューで全体のバランスを確認しましょう。メール提出をする場合は、レイアウト崩れを防ぐためにもPDF形式で保存してから、提出すると安心です。
Excel|項目ごとのセルに入力する

引用:介護求人ナビ
Excel形式の履歴書テンプレートでは、セルとして区切られた記入欄へ入力していきます。レイアウトが整いやすい一方で、入力欄以外のセルを編集すると形式が崩れることがあるため注意が必要です。
Excelでは、セルごとに高さや幅を細かく調整できます。自己PRや志望動機などの記入欄の大きさを変えて、文章量に合わせて調整することが可能です。
ただし、大きく変更しすぎるとページ数が変わってしまったり、レイアウト崩れが起こりやすいため、調整は最小限に留めた方が良いでしょう。
保存する際はPDF形式に変換しておくと、提出先の環境による表示の違いを防ぎやすくなります。レイアウトを変更した場合は、変更箇所だけでなく全体のプレビューを再確認しておきましょう。
PDF|PDFが編集できるソフトが必須

引用:PDFelement
PDF形式の履歴書テンプレートは、レイアウトが固定されているため、見た目が崩れにくいことが特徴です。ただし、直接編集するにはPDF編集用のソフトやアプリが必要になります。
PDFは入力欄に直接文字を入力していく形式で、Wordに近い感覚で使用できるでしょう。入力時の見た目がそのまま出力されるので、完成形が想像しやすいのがメリットです。
一方、細かいレイアウト調整は難しいため、基本的にはテンプレートの形をそのまま活かすのがおすすめです。また、手書き用として空欄の履歴書用紙を印刷したい場合に向いている形式といえます。
スマホで履歴書テンプレートを使うには?
①Word・Excelのアプリをダウンロード
スマホで履歴書テンプレートを編集するには、まずWordまたはExcelの公式アプリが必須です。どちらも無料でダウンロードできるので、コストはかかりません。
ブラウザで編集できるサービスもありますが、アプリと比べて使い勝手は悪く感じるでしょう。公式に提供されているアプリを利用するのがおすすめです。
また、PDF形式のテンプレートはスマホ編集にはあまり向いていません。基本的には、WordかExcel形式のテンプレートを使うようにしましょう。
②普段使いのアカウントでログイン
Word・Excelのアプリを起動したら、Microsoftアカウントでログインしましょう。スマホからログインしておくことで、パソコンと履歴書データの共有がしやすくなります。
普段使いのアカウントならすぐに履歴書データを参照でき、メール送信や印刷もスムーズに行えます。
また、自動保存を有効にすれば、途中でアプリを閉じてしまっても続きから再開できるのは大きな利点です。スマホで下書きを作成し、後からパソコンで仕上げるといった使い方もできるでしょう。
③レイアウトが崩れないように入力していく
テンプレートに入力していく時は、定期的に縮小表示や印刷レイアウト表示で全体を確認しましょう。
スマホは画面が小さいため、項目ごとにズームして入力していると全体像が把握しにくいです。後半まで書いてから前半部分の乱れに気付いたりすると効率が悪いので、ひとつの項目を書き終えたら全体を見直す癖をつけましょう。
特にWord形式の場合は、改行や文字サイズの変更でページ数が変わってしまうことがあります。Excel形式の場合も、記入欄の行数を変えた時には注意が必要です。
入力が完了したら必ずPDF形式で保存し、最終確認を行いましょう。できればパソコン画面での表示までチェックしておくと、企業側で開いた時の見え方もわかるので安心です。
スマホを使った履歴書の作成方法は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせて確認してみましょう。
テンプレートを使って履歴書を上手に作るコツ
既存の項目や枠を編集せずに使う
履歴書テンプレートは、一般的な規格に合わせてレイアウトが設計されています。そのため、既存の項目や枠を編集せず、そのまま使うのが無難です。
個性を出そうとして項目を追加・削除したり、配置を大きく変えたりすると、違和感を与える構成になる可能性があるため注意が必要です。形式面ではなく、内容で差別化するようにしましょう。
そのままのレイアウトで書ききれない場合も、文章量を簡潔にまとめる方向で調整するべきです。レイアウトを変えるよりも、内容を整理する方が読みやすさを維持できます。
フォントや文字サイズは「引きで読みやすいか」で選ぶ
フォントや文字サイズは、個別の見やすさではなく「全体を引きで見て読みやすいか」を基準に選びましょう。部分的に拡大して見ると問題なくても、全体表示にすると文字が詰まって見えることがあります。
テンプレートには元々フォントや文字サイズが設定されているため、そのまま入力すれば見た目は整います。もし変更する場合も、明朝体やゴシック体など一般的な書体にとどめ、装飾的なフォントは避けましょう。
また、項目ごとに文字サイズを変えたりするのはNGです。目立たせようとする意図でも、読みやすさが損なわれやすいため完成度が下がってしまいます。
基本情報はコピペで使い回してもいい
氏名や連絡先、学歴・職歴などの基本情報は、コピーして使い回しても問題ありません。基本情報だけを入力したテンプレートを別途保存しておき、それをコピーして応募企業ごとに入力すると効率的です。
基本情報を毎回入力するのは時間がかかる上、入力ミスの原因にもなります。その他にも、資格や本人希望欄などに書く内容が同じならコピペした方が良いでしょう。
ただし、志望動機や日付など、応募先ごとに変わる情報は必ず個別に確認しましょう。使い回す部分と毎回見直す部分を分けて管理することがポイントです。
履歴書テンプレートを使う時の注意点

記入漏れがないか必ず見直す
テンプレートを使うと入力がスムーズになる一方で、空欄がそのまま残ってしまうケースもあります。記入しなければならない項目を把握していないと、特に起こりやすいミスです。
一通り入力が終わったら、上から順番に見直しを行いましょう。画面表示だけでなく、PDFに書き出した状態でも確認すると、空欄や誤字に気づきやすくなります。
提出前にも必ず最終チェックを行い、不備のある状態で提出しないようにしましょう。
コピーした時は日付の更新を忘れない
過去に作成した履歴書をコピーして使う場合、日付が古いまま残ってしまうことがあります。コピーして作成を始める段階で、提出時点の日付に更新しておくことが大切です。
日付の更新漏れは細かいミスですが、確認不足という印象を与えかねません。また、内容の使い回しも疑われてしまうので注意しましょう。
応募企業が多いほど、こうした小さな見落としは発生しやすくなります。日付に限らず、基本情報の更新が必要ないかどうかは毎回チェックすると安心です。
ファイル名に企業名は入れない方が安全
データ提出の場合、履歴書のファイル名にも注意が必要です。企業名を含めたファイル名にすると、コピーした時に他社の名前が残ってしまうリスクがあります。
ファイル名は「履歴書_氏名」など、シンプルな形式にしておくと安心です。ただし、同じフォルダに同一のファイル名の履歴書を複数保存することはできないので、応募先ごとにフォルダを分けると良いでしょう。
また、企業によってはファイル名を指定していることもあります。その場合は企業指定のフォーマットに従うことを優先する必要があります。
テンプレートを活用して手軽に履歴書を作ろう
履歴書は一から作ろうとすると、レイアウト調整や項目配置に時間がかかります。無料のテンプレートを活用すれば、基本構成が整った状態からスタートできるため、内容だけに集中することができます。
履歴書のテンプレート選びは、採用担当者への読みやすさだけでなく、自分自身の作成効率にも大きく影響します。WordやExcel、Webサービスなど、自分の環境や応募先に最適な形式を選んで、ミスのない書類を完成させましょう。
履歴書の準備が整ったら、次はいよいよ自分にぴったりの活躍の場を見つけるステップです。もし「今の自分に合う仕事がまだ見つからない」と感じているなら、世の中にある意外な選択肢に目を向けてみるのも面白いかもしれません。
一般的な職種にとどまらない多様な働き方を知ることで、就活や転職活動の新しいヒントが見つかるはずです。
























