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【履歴書】アルバイト歴は必要?経験別記入例とアピールポイントの紹介

履歴書に記載するアルバイト歴とは?この記事では履歴書へのアルバイト経験の記載方法を紹介しています。採用担当者に自身のスキル、経験や魅力が伝わる履歴書を完成させましょう。

履歴書を作成するにあたって、アルバイト歴を職歴に書くべきかを迷っている方もいると思います。アルバイト経験をアピールできる具体的な記入例と応募する企業の採用担当者に与える印象など実践的に使える方法を紹介します。

履歴書にアルバイト歴を書く理由

履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書くかどうか迷いどころ。応募する企業や仕事の内容によってはアルバイト歴を職歴とみなさない場合もありますが、職歴欄にアルバイト経験を書いたほうがよいケースがあります。

  • アルバイトの経験を自身の強みとしてアピールしたい場合

アルバイト経験を強調し、応募者の強みが明確に伝わるような履歴書を作成することは重要です。適切に記載されたアルバイト経験は、採用担当者に良い印象を与える可能性があります。

例えば、飲食店を経営する企業に応募する際には、「〇年間にわたり飲食店での接客業務を経験し、その中で培ったスキルを活かして即戦力として貢献できる自信があります」ということを表現することが効果的です。アルバイト経験を通じて得たスキルや成果を強調し、応募する企業にもたらす価値をアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることが期待できます。

  • 社会保険に加入していた場合

アルバイト歴で社会保険に加入していたことがある場合、必ず履歴書の職歴欄に記載しましょう。新しい企業での採用により雇用保険を引き継ぐ場合、応募する企業の担当者は過去の雇用保険への加入状況を確認する必要が生じることがあります。アルバイト経験がなかった旨や実在しないアルバイト先を記載していた場合、雇用保険引き継ぎの手続き時に虚偽が発覚し、それがトラブルの引き金となる可能性があります。そのため、履歴書や応募書類において正確な情報を記載するようにしましょう。

  • アルバイトとして働いた期間が長い場合

前職でのアルバイト経験が長期間にわたると、「入社後も長くお仕事に取り組む姿勢が期待できる」という印象が生まれるかもしれません。さらに、勤務期間が長いことを強調することで、「与えられた業務を着実に遂行する力が備わっている」との印象を築くことが可能です。単に勤務期間が長いだけでなく、その中で培ったスキルや能力に焦点を当て、これをアピールできるとなお良いでしょう。勤務年数だけでなく、その経験を通じて得た実績や能力を積極的にアピールすることで、自身が価値ある人材であることをアピールできます。

アルバイト経験が企業に与える印象

履歴書のアルバイト歴を強みとしてアピールする場合、応募する企業に与える印象は様々で、アルバイトの具体的な業務内容や経験によって異なります。一般的に以下のような内容が企業に与える印象と言えるでしょう。

  • 実務経験の有用性
    アルバイト経験が豊富であることは、実際の業務に対する理解や経験があることを示唆し、即戦力として期待される印象を与えることがあります。
  • コミュニケーションスキル

特に接客やチームワークが求められるアルバイト経験は、コミュニケーションスキルの向上や協力能力の養成に寄与します。これは企業においても重要視される要素です。

  • 責任感と信頼性
    長期間同じアルバイト先で働いていたり、責任のあるポジションに就いていた場合、責任感や信頼性があると見なされやすいです。
  • 問題解決能力
    アルバイト経験で発生した様々な課題や問題に対処した経験は、問題解決能力や柔軟性の向上につながります。
  • 勤勉性
    長期間継続して働いていたり、忙しい時期でもコミットメントを守っていた場合、勤勉性が高いと見なされやすいです。

アルバイト経験は単なる職歴だけではなく、そこから得たスキルや成果を強調することで、企業に対してより良い印象を与える要因となるでしょう。

アルバイト経験がスキルアップにつながる理由

アルバイトの経験が、スキルアップにつながる理由は様々あります。

  • 実践的なスキルが身に付く

アルバイトでは、仕事に必要な実践的なスキルを身に付けることができます。例えば、接客業であればコミュニケーションスキルや問題解決能力、販売業であれば商品知識や交渉力など、実際の業務を通じて得られるスキルが多くあります。

  • チームワークとリーダーシップ

アルバイトでは、仕事仲間との連携や協力が必要です。チームワークやリーダーシップの経験は、他の仕事でも重要な資産となります。

  • プロ意識の向上

仕事に対する責任感やプロ意識を身につけることが期待されるアルバイト経験は、将来の職場でのスキルを高める一因となります。

  • 人間関係の構築

顧客や同僚、上司など、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて人間関係の構築が重要です。これは仕事だけでなく、社会全体での成功にも繋がります。

  • 自己マネジメント能力の向上

アルバイトでは、業務スケジュールの調整やタスクの優先順位付けなど、自己マネジメント能力を向上させる機会が得られます。これは将来のキャリアで重要な要素です。

  • 経済的な自立ができる

アルバイトを通じて収入を得ることで、経済的な自立ができ自信がつきます。これは自己責任感や予算管理のスキルを向上させ、将来の生活や仕事に対する意識を高める一助になります。

これらの理由から、アルバイト経験は単なる収入手段だけでなく、将来のキャリアや個人の成長に寄与する重要な要素となるでしょう。

アルバイト歴の書き方

履歴書にアルバイト歴を書く場合、一般的に学歴・職歴欄に記載をします。

西暦または和暦、月、会社名、担当部署、担当業務と続けて書きます。例えば大学に在学中、アルバイトに在職中の場合、学歴・職歴欄を「学歴」と「職歴」の欄に分けて記載をします。学歴を記載した後、一行空けて「職歴」と記載をした後アルバイト歴を記載します。在職中の場合、「在職中」または、「現在に至る」と記載し、最後の行の右端に「以上」と記載します。

【記入例】在学中の場合

学歴・職歴
学歴
20●●東京都立●●高等学校●●科 卒業
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 入学
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 在学中
職歴
20●●株式会社●●●● 入社(アルバイト)
●●●●レストラン●●店 ホールスタッフに従事
在職中
以上 
  • 応募する仕事や職種に関連したアルバイト
  • 3か月以上の長期の勤務
  • 接客力、パソコンスキルなど即戦力となるスキル

など、複数のアルバイトを経験している場合、応募先のアピールになるものを優先的に記載しましょう。職歴を書く前にこれまでのアルバイト歴を棚卸しして、募集要項や職種にマッチするアルバイト歴を選定して記載するようにするとよいでしょう。短期間のアルバイト経験が多い場合、一社ずつ記載せずに「●●株式会社 他」とまとめて記載することも可能です。

【記入例】複数のアルバイトを経験している場合

職歴
20●●株式会社●●●● 入社(アルバイト)
ホテル●●店フロントにて 宿泊予約・受付業務に従事
20●●一身上の都合により退職
20●●株式会社●●●● 他 ●社のアルバイトに従事
現在に至る
以上 

職種と期間の書き方

履歴書の職歴欄に記載する職種を書く場合、会社名、部署に続き、職種や業務内容を1〜2行程度で簡潔に記載します。職歴欄、自己PR欄におさまらず、詳細に記載したい場合は「詳細は職務経歴書に記載します」と記載をして職務経歴書を利用するのもよいでしょう。なお応募企業や募集している職種、業務形態によっては職務経歴書の提出が必要ない場合があるので、必要に応じて作成するようにします。また、期間に関しては一般的に3か月以上勤務したアルバイト歴を記載するようにしましょう。

得られたスキルや経験の書き方

履歴書の職歴ではアルバイト歴を書くことによって、得られたスキルや経験をアピールすることができます。履歴書や職務経歴書を記載する際に正社員経験がなくアルバイト歴しかないと悩む人もいますが、アルバイトの経験も立派な経験ですので募集要項に合わせて、積極的に自己PRをしましょう。

例えば、「ファミリーレストランのアルバイト」だけではなく、箇条書きで経験したスキル(接客、レジ対応、電話対応、新人指導など)業務の内容が分かるように書き出すようにしましょう。経験が明記されることによって、採用担当者にとって魅力的な判断材料になります。

アルバイト歴の書き方の例

履歴書の職歴欄でアルバイト経験を記載する場合、職種によって記載する内容やアピールできるスキルが異なります。前述の通り企業が募集する内容にあわせてアルバイトの経験を記載するようにしましょう。

飲食店でのアルバイト歴の書き方

【記入例】飲食店でのアルバイト歴の書き方

職歴
20●●株式会社●●●● 入社(アルバイト)
レストラン●●店 キッチンスタッフに従事
料理提供の他、在庫管理、新人アルバイトの指導を行う
現在に至る
以上 

販売職でのアルバイト歴の書き方

【記入例】販売職でのアルバイト歴の書き方

職歴
20●●●●●●株式会社 入社(アルバイト)
百貨店●● ●●店 洋服販売に従事
接客販売の他、コーディネート提案、販促担当等を行う
現在に至る
以上 

アルバイト歴のない場合の対処法

履歴書に書くアルバイト歴や職歴がない場合、学歴のみを学歴・職歴欄に学歴のみを書いても問題ありません。職歴について記載が必要な場合は「なし」と記載するようにしましょう。

転職活動中のつなぎのアルバイトや、短期間であったり社会保険の加入条件に満たないアルバイトについては、履歴書の職歴欄に特に記入する必要はありません。無職の期間が心配な場合は、短期のアルバイトでも積極的に記載しても問題ありません。

職歴がなく心配な場合は、自己PR欄で今までの経験やスキルを記載しましょう。経験にあわせて志望動機を伝えることで自己アピールすることができます。

アルバイト歴がない理由を整理

履歴書に書くアルバイト歴や職歴がない場合、どのような理由があるでしょうか。

  • 学業に専念していた

高校生や大学生の場合、学業が優先されるためアルバイトを経験していないことがあります。

  • 家庭の事業

家庭の事情や家庭のサポートが必要な状況があるため、アルバイトに時間を割く余裕がないことがあります。

  • 専門的な活動

学業や趣味、特定のスポーツやアートに専念しており、アルバイトに費やす時間が限られていることがあります。

  • キャリア思考

本格的なキャリアを追求しており、アルバイト経験よりもインターンシップや専門的な活動に焦点を当てている場合があります。

これらの理由のいずれかが当てはまる場合、面接や応募書類でその理由を明確に伝えることで、アルバイト経験がないことに対する理解を得やすくなります。

大学生・専門学生・大学院生などの新卒採用の場合、アルバイト歴などの職歴に当てはまりません。一般的に職歴は正社員としての経験を求められるからです。そのためアルバイト経験をアピールしたい場合は自己PR欄に書くようにしましょう。

アルバイト以外でのアピール

職歴がない場合、履歴書には「職歴なし」と記載すれば問題ありません。記載が漏れていないか一目で判断ができるように明記するようにしましょう。履歴書の職歴欄でアルバイト経験以外でアピールできることは、様々あります。自己PR欄に記載するなどして工夫しましょう。

  • 学歴・資格

高い学歴や関連する資格を持っている場合、これを強調して、自身の専門的な知識やスキルをアピールポイントにできます。

  • プロジェクト経験

学校や趣味、ボランティアなどで行ったプロジェクトの経験を紹介し、その成果やリーダーシップスキルをアピールできます。

  • 言語スキル

複数の言語を話せる場合、言語スキルをアピールポイントとして強調できます。これは国際的なビジネスや多文化環境での働き方に有利です。

  • ITスキル

プログラミングやデータ分析などのITスキルがある場合、これを強調して、現代のデジタル環境において有用なスキルをアピールできます。

  • リーダーシップ経験

学校のクラブや団体、ボランティアでのリーダーシップ経験を紹介し、組織を牽引した経験をアピールできます。

  • コミュニケーションスキル

チームプロジェクトやイベントの企画・運営などを通じて、優れたコミュニケーションスキルを有していることを強調できます。

  • 自主学習や趣味

趣味や自主学習で得たスキルや知識を挙げ、自身の学習意欲や独自の興味分野をアピールできます。

これらの要素を組み合わせることで、アルバイト経験以外でも自身の強みや価値を伝えることができます。採用担当者は、様々な面から個人の魅力を見極めることを重視しています。

職歴がないことが必ずしも不利になるとは限りません。自分の長所に自信を持って応募することが大切です。

らくだ先生
アルバイト歴を書く際のポイント!
  • 自己アピールに繋がる場合には、積極的に記載しましょう!
  • アルバイト歴が無い場合には、他に時間を使っていたことをはっきりと言えると良い印象を与えます。
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編集者

編集者

Yuka

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

監修者

監修者

gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。

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