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【履歴書】学歴欄はどこから記入?基本のマナーと工夫を記入例とあわせて解説!

履歴書の学歴欄はどこから書くかお困りですか?この記事では履歴書学歴欄の基本の書き方と状況別記入例を紹介します。企業のニーズに合わせた履歴書の記載方法を学びましょう

就職活動で企業に提出するエントリーシートや履歴書の学歴・職歴欄を記載する際、どのようなポイントがあるのでしょうか。履歴書の学歴欄の一般的な記入方法とマナーを、記入例と合わせて紹介します。

学歴欄への記入の重要性

履歴書の学歴欄は応募者の教育経歴を企業に示す項目です。応募者が「いつ」「どこで」「どのような教育を受けていたのか」を記載することが基本となります。

履歴書の学歴欄の重要なポイントとして、履歴書は公的な文書であるため正確な情報の記載が必須となります。学歴欄は特に重要で、応募者の教育経歴や資格を示す場であり、採用担当者が応募者の能力や適性を判断する上で重要な情報源となります。記入方法や書き方のポイントを抑えて、応募する企業に自身の情報を間違いなく伝えましょう。

履歴書における学歴の役割

前述した通り、履歴書の学歴・職歴欄は採用担当者が応募者の学歴や資格が職務に適しているかどうかを見極めるための項目です。教育背景や取得した資格は、応募者のスキルや専門知識を示す一つの指標となります。そのため、履歴書の学歴欄は公的な文書であると同時に、応募者の能力や適性を企業にアピールするための重要な部分でもあります。募集要項や職種をしっかりと把握し、履歴書を提出する企業に自分の魅力をしっかりと伝えましょう。

学歴欄が採用に与える影響

履歴書の学歴・職歴欄が企業の採用担当者に与える影響は様々あります。

応募者がアピールしたい項目や目的に合わせて記載をしましょう。

  • 募集職種に関連性の高いコースや専攻:応募するポジションや仕事に関連した専攻やコースを修了している場合、それを強調することが重要です。
  • 留学経験: 留学経験がある場合や多言語スキルを持っている場合、グローバルな環境での適応力やコミュニケーション能力を強調できます。
  • 優秀な学位のアピール:学歴を重視する企業は高学歴を理由にオファーをされる場合もあります。

あくまで、募集要項や職種に合った記載が必須となります。募集している仕事との関連性があるかどうか注意をして記載するようにしましょう。

履歴書の学歴欄に記入する内容

履歴書の学歴欄では主に以下の内容を記載します。

  • 西暦または和暦
  • 学校名(新卒、大学院卒、中途で記載する内容が異なります)
  • 学部、学科、コース、専攻学部の名称(募集職種に関連性のある場合は詳細に記載してアピールする)

学歴をどこから記入するべきか

学歴欄では、まず1行目の中央に「学歴」と明確に記入し、2行目以降に入学・卒業(修了)の経歴を古い順に年月を記載します。具体的な開始地点には厳密なルールはありませんが、新卒の場合は通常、義務教育の卒業時である「中学校卒業」から記述することが一般的です。その後は、各学校・コースの入学と卒業(修了)の年月を両方記入していきます。転職活動の場合など、記入方法が異なりますので募集要項やアピールポイントに合わせて記載方法を選択しましょう。

学歴の記入例とその理由

履歴書の記入例をもとに学歴・職歴欄に記載する内容とその理由を紹介します。

  • 正式名称で記載

前述したように、履歴書は公的な文書であり、採用担当者は履歴書の内容をもとに募集要項に適した人材かどうかを判断します。その判断材料として学校名は間違いなく正式名称で記載するようにしましょう。

  • 西暦和暦の統一

年月の記入では和暦か西暦かを統一するようにします。生年月日や記入日、職歴欄も同様に揃えることで採用担当者に応募者の経歴、学歴を理解しやすくなります。なお、西暦和暦は統一されていれば記載しやすいほうで問題ありません。

  • 「卒業見込み」の記入

新卒の就活の場合、「在学中」という表現は使わずに「卒業見込み」と記載しましょう。卒業するのに必要な単位取得の目途が立っていることを示すことができます。反対に卒業条件を満たす見込みがない場合は使わないようにしましょう。

  • 学歴・職歴欄をそれぞれの項目で記載する

一般的なJIS規格の履歴書では学歴、職歴を記入する枠が同じ枠内にあります。中途採用の場合、前職の職歴を記載するため、「学歴」を書き終えた後、下の行に「職歴」と続けて記載をしましょう。その際一行余白を空けることで見やすくレイアウトすることができます。

【記入例】新卒採用の場合

学歴・職歴
学歴
20●●●●県●●市立●●中学校 卒業
20●●東京都立●●高等学校●●科 入学
20●●東京都立●●高等学校●●科 卒業
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 入学
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 卒業見込み
職歴
 なし
 以上 

【記入例】転職・中途採用の場合

学歴・職歴
学歴
20●●東京都立●●高等学校●●科 卒業
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 入学
20●●●●大学●●学部●●学科●●コース 卒業
職歴
20●●株式会社●●●● 入社
東京支社 営業部 通信販売課
オンラインショップの企画運営を担当
20●●一身上の都合により退職
20●●株式会社●●●● 入社
本社 営業部 営業1課
新規顧客開拓を担当
現在に至る
以上 

学歴欄への記入のポイント

履歴書の学歴欄では記載する内容にいくつかのポイントがあります。

  • 大学院を修了している場合

大学院を修了している場合、学歴は大学入学または、高校卒業から記入しましょう。大学院は修士課程と博士課程があるのでそれぞれの入学・修了年次の記載を分けます。なお、大学院は「修了」「修了見込み」と書きます。書き間違いに注意しましょう。博士課程を修了したが、博士号の学位を取得していない場合は「単位取得退学」と記載しましょう。

  • 予備校や中退についての記載

履歴書において大学受験や資格取得のための予備校に関する情報は、通常は含まれません。

中途退学の場合は、「中退」ではなく、「20●●年×月 ●●大学□□学部○○学科 中途退学」と具体的に記載します。「◯◯◯◯により中途退学」といった理由も添えて記入することができます。

  • 休学をした場合・浪人、留年について

履歴書の学歴欄には休学の理由を書く必要があります。休学の事実を隠してしまうと学歴詐称とみなされ選考が不利になってしまう可能性があります。採用担当者に正確な情報を伝えられるように、休学の理由は必ず明記するようにしましょう。また、留年や浪人をした場合学歴欄にその理由をあえて書く必要はありません。なお、健康上の理由や家庭の事情他やむを得ない状況での休学・留年・浪人をした場合は備考欄に説明をしましょう。誤解が生じずに選考をしてもらえるでしょう。

学歴欄の記入方法とは

履歴書の学歴・職歴欄を記載する場合、前述した通り、学歴をどこから書くかについては中学卒業から書くことが一般的ですが、様々な立場や状況によって募集要項に合わせた情報を記載するようにしましょう。

  • 学生がアルバイトに応募する場合

アルバイトの経験が少ない場合、履歴書の学歴・職歴欄では中学校卒業から記載するのが一般的です。大学生の場合は、学部・学科・専攻コースなどの詳細情報を含めることがおすすめです。また、職歴欄にはアルバイト経験も記載することが良いでしょう。特に、応募する職種と関連性のあるアルバイト経験があれば、それを漏れなく記入することが重要です。

  • 新卒採用に応募する場合
    新卒採用への応募では、学歴の記載に関しては、アルバイトの場合と同様に、基本的には中学校卒業から始めるのが適切です。また、大学や短期大学、専門学校については、可能な限り詳細に記入することが望ましいです。大学の卒業が見込みの場合は、「卒業見込み」と明記します。また、新卒採用の場合、職歴欄にはアルバイト経験を記入するのではなく、学歴や学業に焦点を当てることが一般的です。
  • 転職の場合

転職活動時に学歴を記入する際、中学校卒業から記載しても問題ありませんが、最も重要なのは職歴です。そのため、履歴書の職歴欄に十分なスペースを確保し、スペースに余裕がない場合は、学歴は「高校卒業」から記入することをお勧めします。

学歴欄を見やすくするための工夫

採用担当者は、学歴欄や職歴欄を通じて学生や転職活動をする方がどのような教育環境で成長したかを把握しようとします。大学の学部や学科、専攻だけでなく、高校や中学の情報もチェックし、企業に適した人材かどうかを判断します。読みやすい履歴書の学歴欄によって、自身の魅力をより良く伝えましょう。

  • 記入ミスを防ぐための工夫:「年号・西暦早見表」を利用する

歴の入学年や卒業年は、履歴書でよく間違われる項目です。浪人や留年された場合は、適宜ずらして記載する必要があるので、ご注意ください。

年号・西暦早見表

西暦(年)平成令和
1989年元年
1990年2年
1991年3年
1992年4年
1993年5年
1994年6年
1995年7年
1996年8年
1997年9年
1998年10年
1999年11年
2000年12年
2001年13年
2002年14年
2003年15年
2004年16年
2005年17年
2006年18年
2007年19年
2008年20年
2009年21年
2010年22年
2011年23年
2012年24年
2013年25年
2014年26年
2015年27年
2016年28年
2017年29年
2018年30年
2019年4月30日31年
2019年5月1日以降1年
2020年2年
2021年3年
2022年4年
2023年5年
2024年6年
2025年7年
2026年8年
2027年9年
2028年10年
2029年11年
2030年12年
2031年13年
2032年14年
2033年15年
2034年16年
2035年17年
2036年18年
2037年19年
2038年20年
2039年21年
2040年22年
  • 学んだ内容を詳しく記載

学歴欄には基本的には学校名・学部名・学科名、入学年月・卒業年月の記載が主流ですが、応募職種に活かせる専攻や研究テーマがあれば記載するようにしましょう。特に研究や開発、法務、コンサルタントなど専門性が求められる職種では、大いに役立つ可能性があります。

その他PCを利用しWeb上でテンプレートのダウンロードをすることやハローワークの履歴書添削サービスの利用など効率的な履歴書の作成をしましょう。

  • PC、テンプレートを利用した履歴書の記載

テンプレートや履歴書作成用のソフトウェアを利用すると、フォーマットが整った履歴書を簡単に作成できます。Word、Google Docs、または履歴書作成専用のアプリやウェブツールを利用しましょう。

  • ハローワークでの履歴書の添削
    ハローワークでは、履歴書の添削を受けることができます。履歴書の学歴・職歴欄だけでなく、その他の項目や職務経歴書などの応募書類全般の添削や相談も可能です。客観的な視点からのアドバイスが必要な場合は、積極的に添削サービスを利用してみましょう。

まとめ:学歴欄への正しい記入方法とその意義

履歴書における学歴欄の適切な記載方法について解説しました。学歴をいつから記述すべきか悩む場合は、一般的に中学卒業から始めるのが良いでしょう。また、学歴の記載時期は職歴の記入量に応じて変更できます。特に職歴欄を多く使いたい場合や転職経験が豊富な場合には、学歴欄の工夫が求められます。様々な状況に合わせて記入内容を選択してみてください。

簡潔で読みやすい履歴書を作成するにはルールの確認と下準備が欠かせません。書き終えた後には添削サービスを利用するなどして、ミスのない履歴書を作ることを心がけましょう。

らくだ先生
履歴書における学歴記載のポイント
  • 就活やバイトの際には中学卒業から記載するのが一般的。
  • 転職においては職歴に欄を残すために高校卒業から記載するのが一般的。
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編集者

編集者

Yuka

2021年7月に入社し、CareerMine、SPI対策問題集をはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『らくらく履歴書』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行っている。また自身もライターとして記事執筆も担当。

監修者

監修者

gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。

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